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今日の短歌

テレビ見てお酒を飲んで手元狂う 二兎を追って歪んだガンプラ

客引きを糾弾する女の声「飲み放500円」かき消す道端

幸福と罪悪感の入り混じる深夜に輝くプリンの底

ホッピーの瓶に映る君の顔インスタよりも映えてるよ

電車で絡む男女すら別離がよぎるほどの底冷え

一首目、目の前にガンプラがあれば作りたくなるし、テレビがあれば見たくなるし、お酒があれば飲みたくなる。衝動性の塊。

二首目、繁華街って注意を引きたいという意図で発せられたいろいろな種類の大声や音楽と騒いでる人たちの大声が重なり合ってできていて、私はかなり苦手。

三首目、深夜に食べるプリンほど美味しいものはない。

四首目、楽しく飲酒してる人の表情ほどいいものはないと思う。

五首目、最近の寒さはどこか攻撃的で、気分が高揚していてもどこかに影を落としてくるような陰湿さがあるような気がしてならない。

写真は街で見つけた含蓄のある看板。

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