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上野愛咲美女流立葵杯が世界戦で準優勝したのでインタビューしてみた


初のリーグ戦

上野愛咲美女流立葵杯と藤沢里菜女流本因坊が黄竜士杯に参加しました。

上野先生が準優勝したのでインタビュー。
いろいろな話が聞けたので読んでください。

黄竜士杯はリーグ戦形式。
勝っても負けても試合が続くので体力的にも精神的にも大変です。

『日本、中国、韓国の代表が出場しているので強敵ぞろい。
毎日のように対局があるので精神面が重要です。
勢いに乗れば全勝する可能性もあるし、
だめなら全敗する危険もありました』

と笑顔で振り返る上野女流立葵杯。


3戦目は逆転負け

初戦の相手は李 小渓 五段。

『5年ぐらい前からネットで対戦しています。
多分負け越していますね。
初戦で強敵に勝ててよかったです』
と胸をなでおろす上野女流立葵杯。

2戦目は勢いに乗り、許 瑞ヒョン 四段に勝利する上野女流立葵杯。

しかし3戦目は李 赫 五段に逆転負けしてしまいます。

『私の感覚では大逆転負け。
終局後はかなりショックでした。
なかなか気持ちを立て直せませんでした。
順調に来ていたのにやる気が一気になくなってしまいました』

と沈む上野女流立葵杯。
気分屋の上野女流立葵杯はモチベーションが0になってしまいました。


励ましのメッセージ

そんな時、日本から
『負けてしまったのは仕方がない。
普通なら精神的にボロボロになってしまいそう。
でもここから上野さんが粘って4連勝したら熱いね』
というメッセージが来ました。

励ましに納得し、
『敗戦を糧にし、ここから4連勝すれば負けを挽回できる!』
と上野女流立葵杯は気合を入れ直します。

『ヨセの碁ではなく、戦うのが私の持ち味。
優勢になっても守るのではなく、バチバチに戦おう!
常に最強に戦って相手の石を取るんだ!!』
と作戦を立てました。

作戦変更が奏功し、第4戦で中国の第一人者、周 泓余 七段に勝利。

『周 泓余 七段には1勝3敗と負け越しています。
強敵に勝てたのでやる気が復活しました』
と笑顔で上野女流立葵杯は語ります。

第5戦では韓国の第一人者、崔 精 九段にも勝利。
第6戦で藤沢里菜 七段に勝利します。

『最近三連敗している藤沢七段に勝てたのもうれしかった。
敗戦のショックを払拭し、3連勝できました。
わたしが優勝する流れだと確信しました』
という気持ちで最終戦に臨む上野女流立葵杯。


最終戦で気合が入らなかった理由


連日対局があると負けた後に態勢を整えるのはかなり困難です。
上野女流立葵杯は第3戦で逆転負けしたショックから
うまく立ち直って首位に立ちました。
最終戦で勝てば優勝という状況でした。
しかしある理由でモチベーションが低下してしまいます。
その理由とは…

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