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安達利昌七段のエピソード


動じない精神力

敗戦など、嫌なことがあっても動じず、
普段通りに過ごせるのが安達の長所だ。

心底勝ちたい勝負で負けても安達は落ち込まない。
すぐに平常心に戻り、囲碁の勉強に取り組む。

父の死を克服


安達の父親が亡くなってしまった翌日、
安達は研究会へ向かった。
平然な顔で練習碁を打ち、お通夜へ向かった。

『自分では普段通りに振舞えたつもり。
気づいた人はいないと思います』と安達は振り返る。

このように何があっても平然と勉強し続けるのが安達の長所なのだ。

中堅になっても研究会へ

10代や20代前半では研究会に足しげく通っても
20代後半あたりで頻度が減る棋士が多い。

いろいろな棋士に原因を尋ねてみたら
『練習碁では真剣に打ち込めなくなりました』
というのが多かった。

安達は33歳になっても数多くの研究会に通う。
後輩と練習碁を多く打ち、腕を磨く。
対局と研究会がない日は懇意の碁会所で勉強するのが日課だ。
このように囲碁に対する真摯な姿勢を安達は保ち続けている。

若い時には四天王や井山裕太王座に抑えつけられ、
ここ数年は一力遼棋聖や芝野虎丸名人など、
下の世代に追い抜かれてしまった。

そんな嫌なことが重なっても安達は気を落とさない。
今回は飛躍する大チャンスだ。
ぜひ頑張ってほしい。

安達七段とは2023年に解説してもらったとき、
一緒に飲みに行った。
飲みに行った棋士には頑張ってほしい。
以下は安達七段がサラダを取り分けている手元の写真である。
応援してくれる人は買ってください。
内容はないです。

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