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「ちょっと役に立つ手筋の紹介。指導碁で出てきた局面。囲碁の引き出しを増やしましょう」

こんにちは。

IGOcompany-Uです。

ひとつの目標であった「10000ビュー」まで、

あと130人です。もうちょっと!!

さて、

本日は棋士の田尻先生の特別指導碁会でした。

指導碁の風景は、こんな感じです。

次回は、2022年7月2日(土)になります。

良かったらスケジュールに入れておいてください^^。

併設している土曜日の交流対局場では、

後輩の俵インストラクターの指導碁がありました。

僕は、2名の方に入門レッスンをして、

その後、指導碁を打ったり。

で、

今日は、

「ちょっと役に立つ手筋の紹介。指導碁で出てきた局面。囲碁の引き出しを増やしましょう」って題名で、

オンラインの指導碁から出てきた局面を紹介します。

なんてことのない手筋ですが、

実際にこういう局面になった時に役に立つと思いますので、

良かったらご覧ください。

お相手はネット碁で五段の方、二子局の指導碁です。

黒がAとコウ材を打ち、白が応じずにBとコウを解消したトコロ、

ここで黒が1と逃げ出してきました。

画像1

白2のカケに対して、黒3のアタリ。

黒の石が脱出されてしまったら、白危うしの場面です。

ここで白はどうすれば良いと思いますか??



※ちょっと行間をとってみますので、考えてみて下さい。



画像2

白4は抜かれては悪いので逃げて、

黒5の出に対して、

白6とまくる手を思いつけば正解です!

あとはシチョウとなります。

で、

これはこの手を読めて下さい!

ってワケではないです。

囲碁って、同じ手順の対局がないんですよ。

一説によると、

囲碁は10手目くらいで無量大数くらいの変化が発生するらしいんで、

全部暗記なんてしていられないんですね。

だったら、

どうするかっていうと、

手筋や、良い石の形を自分の中に覚えこませて、

必要に応じてそれを使えるようになること、

囲碁の知識の引き出しを増やすことが大事なんです。

この指導碁の局面も、

問題で出されればわかるんだと思うんですが、

実際の対局でそれを活かせるかは別問題です。

なので、

こういう風にいろんな形をnoteで紹介したりして、

ちょっとずつ知識を増やしていただければなと。

ちなみに、

似たような手筋は、

よくある定石からも発生します。

今日の入門レッスンでたまたま出て、

あぁ、同じ形だなぁと思ったので、載せてみます。

画像3

ちょっと懐かしいですが、右上隅、(昔の)三々定石の形です。

白1のキリに対して、

シチョウが悪くても、

黒4のカケが成立するのを知っていますか?

前述した局面と同じような変化になりますね。

画像4

白5のアテから、白7を逃げ出せば、上記の指導碁と似たような展開です。

画像5

ここで黒8のマクリから、しっかりと白を取り切れます。

この形を知っていれば、実際の局面でも気づくかもしれません。

なので、

「囲碁の引き出しを増やしましょう」って書いてみました。

いろんな形を知っていれば、後々役に立ちます。

神奈川の武蔵小杉にある「宇佐美囲碁教室」では、

こんな風な講義を、毎週木曜日にしていますので、

もし、良かったら体験にいらっしゃって下さい。

いちおう、講義が「ウリ」の教室です。

皆さまのお越しをお待ちしています。

本日も、最後まで読んでいただき、

ありがとうございました!!




サポートありがとうございます。コロナの影響もあり、今囲碁界はどんどん縮小していっています。どうにかしたいと思っている方は多いと思います。まずは小さな一歩から、囲碁の本を買ったり、近くの囲碁サロンに行ってみたり、周りに囲碁を教えてみて下さい。サポートは囲碁普及に使わせて頂きます。