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家の中が情報過多なので本を整理してみた
わが家の主人は片付けに興味がない。
朝起きると、帰宅して脱いだと思われる上着や帽子がソファの上、椅子に引っかけてある。聞けば「一度着たものを洗濯してあるキレイな服と一緒に入れるのがイヤだから」とのこと。
そこで、着たものを入れるケースやスペースをを用意した。
しかし、ケースやスペースが使用されることはなく、いつの間にか違うものが詰め込まれている。片付けは100の次くらいになった。
畳んでくれるのは非常にありがたいが「洗濯物を引き出しに入れる」という思考がないので、階段やソファの上、ベンチに山盛りに積まれていく。おーいおーぃ、10秒でしまえるよーと言っても効果なし。
とにかく「もともとあったところに戻す」「引き出しにしまう」概念がない。掃除と片付けに時間が溶けてゆく。あぁ私の貴重なスキマ時間よ。
あまりに片付かないので整理収納アドバイザーに相談したこともある。「導線が悪いのかも」とコメントをいただき、アレコレ対策したけれどダメだった。
この状況に娘が加わった。毎年配られる教科書、図工の作品、あれやこれや。気にしなければいいんだと言われればそうなのですが、ムリなんです。
視界を遮るために個室で作業しているけれど、リビングに行くと家出しようかなと毎日思う。
とにかく1箇所だけでも視界をスッキリさせよう!と「本」に着目。
図書館でも借りられるし。買ったのに何年も開いてないし。今後も読まない気がするし。あ、でもこれはけっこう目を通す。
とにかく今使っているもの、読んでいて気分が上がるもの、また読み返したいものだけ残して50冊ほど車に詰め込んだ。しかも15分程度で。娘にも絵本を選別してもらって、ふたりで図書館へ寄贈しに行った。
本棚が整理整頓されただけでも目にやさしい。それに、悲しい気持ちは全くなく、むしろ清々しい。
一気にはムリだけど、毎日少しでも余白空間をつくりたい。
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