【前半無料】「見合いは、碁盤を見る第三の目」せき教室のすごい補講2021/05/21金
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【前半無料】「見合いは、碁盤を見る第三の目」せき教室のすごい補講2021/05/21金

せきしょういち


インストラクターの関です。ほぼ夏ですね。

「せき教室のすごい補講」5月21日金曜編です!

今回は、前半無料の公開にしました!


現在、「初台囲碁クラブ」 金曜、18時~22時

   「平井の本棚」 2F 奇数週の水曜、19時半~21時半

二か所で「夜教室」をさせていただいてます。​入門~初段クラスですが、有段の方もいらっしゃいます。

そこでの解説や指導碁のときに、言ったこと、言ってないこと、言い忘れたこと、あとから気づいたこと・・・毎回テーマに沿って、考え方と碁盤の見方のコツをご紹介します。

・この日は教室に行けなかったので、何をやったか見たい。

・教室でやったことの理解を深めたり、ちょっと前の教室の復習をしたい。

・行ったことないけれど、ちょいとのぞいてみたい。

・19路盤に入ったけれど、何をしていいかよくわからない。

・いろいろ勉強していて、かえってこんがらがってる気がする。

・戦いは得意。でも布石が苦手で、初段前後だけど自信が持てない。

などなどの方におすすめできると思います。

(もし「この記事はまだ早かった・・・!」と思いましたら、noteには返金の機能があり、受け付けております。ご遠慮なくm(_ _)m)


テーマ 「見合いは、碁盤を見る第三の目」


せっかく囲碁教室ですし、せっかくのまとまった記事なので
話を聞いただけで、読んだだけで、碁盤の見方が変わるようなもの

をお届けせねばと思っています。

一手一手の理由って、あるんだろうけれど、なかなか見えにくいものですね。
でも、「これに慣れると何かがめっちゃ見えてくる」というのが幾つかありまして、
その一つが「見合い」です。
AにきたらBに打つ。BにきたらAに打つ。

この原理がわかれば、「石を”ここ”に打つ理由」になります。
つまり、そこでもなければ、あそこでもなく、”ここだ!!”という一点が見えたりする。
自信を持って一手を打てる、そんな心強い味方です。
そのうえ、普段何気なく使っている手の中にも、見合いがびっしり含まれています。本当にびっしりです。

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今回は、こんなお手本です。
下辺の大きな黒模様がとてもビッグで巨大なので、どうにかしたい。
白は、どこから手を付けたらよいでしょう。
「見合い」でいくと、”ここ”が見えてきます。


~~~~~~~いつもはここから有料~~~~~~~

さて、見合いと言えば

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白12ですね。「ワリ打ち」っていいます。

布石の見合いは、この手が代表的。
次に、上下のAB 二間ビラキに打つことができます。

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上から黒が来たら、下に二間ビラキ。

下から黒が来たら、上に二間ビラキ。
ぜったいに二間ビラキできる。端に地ができ、眼ができる。

そういえば、有名な

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三々入りも、この「見合い」に助けられています。
白1のあと、Aにも行けるし、Bにも行ける。
黒がAなら、白はB
黒がBなら、白はA
というふうに、次の陣地拡大が保証されています。
だからあの定石は、定石なんですね。
しっかりした社会みたいです。

今回の黒19

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×のところに黒石があれば、白の三々はムリになります。
なぜかって、「見合い」がなくなるから、というふうに説明できちゃいますね。
白1には黒2で、白はABどちらもふさがれ、取られるでしょう。

そもそも

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星に対する白1のカカリ。
これですら「見合い」です。

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黒2、4と隅を受ければ、上辺に白5

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上辺を黒2でハサめば、隅に白3。

上辺か隅、どちらかは白地にできることがほとんどです。
だから、黒石に近寄るカカリでも、見合いによって大丈夫といえる。

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こんなに黒石が多いところに「カカリ」は、まあ、カカリっていわないですけど
黒2で攻められて、ムリですよね。陣地ないし、逃げないといけなくなります。
A(上辺)しか狙ってないので、そのAを防がれると、まずい。


いま3つの形を取り上げましたが、これは3つの事を書いたのではなく、

一つのこと(見合い)だと思っていただけたら嬉しいです。
見合いはパターンが無限なので、囲碁の数だけあります。


囲碁を打つ以上はつねに、未知の形と付き合っていく

ことになるのですが
どんな形になっても、「見合い」が見えれば、いま起こっていることの何割かはわかるかもしれません。

そうなれば、次の一手、自信を持っていけるんじゃないか。


さて、左上のやりとり、見たことありますか。

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白20と、このように構えました。
でっかく広げましたが、陣地としてはスカスカ。そう見えたら、いい目を持たれています。

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しかし、黒1の三々は・・・これ、Aしか狙ってないやつになっちゃいます。
白2のあと、どうなるか。これがちょっと、苦しいのです。

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黒5、7で「コウ」の形にするよりありません。
死ぬかも知れないし、生きるかも知れない。

場合によってはもちろんアリですが、もっと確実に攻略できちゃいます。

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それが、これ。
黒21は「スソガカリ」っていいます。
AとB、狙っているような感じがしませんか。

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もし白1ならば、黒2の三々に入ります。
この稼ぎ方ならば、広いので生きます。

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なので、白2,4と隅を受けることが多い。
ここで黒5と、左辺にずばっと出てしまうんです。
白石の下をくぐって、黒地を作りやすくします。
(この白石がない場合なら、さらにやりやすいです)

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白1、3とされると、全部はつながらないようです。
黒5に打てば取れますが、白4で切られるので
黒4、6が今回はいいでしょう。
白しかいなかった左辺に、黒の三間が爆誕しました。ルギアですね。

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ということで、お手本では、白26と黒を狭くするほうを選んで、攻めました。
黒27から中央に出て、安全になった。やったね。

しかし、今度は白が入り返す番です。
「見合い」精神で、探してみましょう。

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せきしょういち

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せきしょういち
いい勝負になる新ジャンル、囲碁アートを描いてます。 初台囲碁クラブ・平井の本棚 にて、囲碁教室(入門から初段くらい対象) noteにて、「せき教室のすごい補講」連載中です! Twitter @chitokunn