無音の闇に漂うデブリ　みんなどこかへ消えてしまった
呼吸も上手く出来ないままで　彷徨い続けているのか
だけど地球は僕らを照らす　まるで迷う事が無いように
きっともっと遠くへ行ける　だから足を止めないで

時間の流れさえ　止まったように
静寂の中　人魚の様に

人は飛び立つ　作り上げた羽根で
一緒に行こう　銀河の向こう側へ


無音の闇に漂うデブリ　みんなが見ていた夢の破片
川の様に連なっていた　僕らを導くように

限りなく永遠に近い時間が
一瞬の瞬きの中で

人は飛び立つ　答えを知る為に
一緒に行こう　まだ見ぬ世界へ

人は飛び立つ　答えを知る為に
一緒に行こう　新しい世界へ

人は飛び立つ　作り上げた羽根で
一緒に行こう　銀河の向こう側へ



人間は皆どこへ向かおうというのだろう。

自分たちが住む、この広大な地球だけでは飽き足らず

とてもちっぽけな存在である僕たちは、自分たちで作り上げた羽を背に

果て無き宇宙へ飛び立っていく・・・。