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「組織における自由とは?」ーざっくりこんな人たちの集まり(後編) aboutイグナイトアイ~vol.3


前編では、社内の雰囲気や社員の様子について、年齢も所属も違う3名に話していただきました!

そこで出たのは、自立してコントロールしながら働いている個性的なメンバーが多く、共通していそうなのはみんな真面目で誠実。というお話でした。

今回は更に深く聞いてみました!

⭐️登場人物
①城居(しろい)
北海道出身・経営企画・2019年4月入社
②Minako (みなこ)
福岡県出身・広報PR・2018年9月入社
③加藤(かとう)
滋賀県出身・カスタマーサクセス・エンゲージメントチーム・2017年8月入社

イグナイトアイにとっての「自由」とは?

ーー前編では、社風や社員に関する具体的なお話から「自立」や「絶妙な距離感」というようなキーワードも出ました。

Minako:「自立」や「絶妙な距離感」は良いなとは思います。
ただ、ひとりひとりのパフォーマンスに依存して仕事を回していくのには、組織としてもう限界なんだろうなという規模になってきました。
・・・というのは役員の受け売りですが(笑)私自身もそう感じます。

加藤:そうなんですよね。チームでやっていかないと、組織拡大にしても、事業のスケールアップをしていくのも難しいかも。

城居:「チームで」という話だと、イグナイトアイのミッションにもなっている「創造的な生き方・働き方へのシフト」を考えた時に、僕は必ずしも「自由であることは創造的」ということに繋がるわけではないよな、と最近感じています。

ーー本質的な問いですね。

城居:はい。「ある程度の規律があってこそ、生まれる創造性がある」と僕は思っています。主力サービス「SONAR」の場合は現在600社超の導入実績がありますが、シェアを伸ばすという観点だと、これから1000社を目指していくフェーズに入っていきます。
組織の拡大も進む中で、チームで成果を出していくためには、自由の中にも規律が必要ではないかと。

Minako:規律って、具体的にどういうイメージですか?

城居:僕にとって規律って「調整する・整える」ために取り入れるものというイメージです。決して自由でなくしたいわけではなく、自由でありながら整える必要はあるかなと。

ーーそのような考え方もできるんですね。

Minako:調整ですね。例えば、コアタイムは10時からですが、病院に行くために10時半に出社する人に対して、何か言うことはないじゃないですか。でもルールは10時だから守るべきことはみんな分かってる。その状況はどう思いますか?例えば実態に合わせてコアタイムを見直すなども調整だと思うんですよね。

城居:病院に寄っても、10時半に来る方もいればきちんと10時までに来る方もいますよね。「私はちゃんと守っているのに・・・」と感じるような人が1人でもいれば、小さなひずみが生まれてしまう可能性がありますよね。それを無くしたいなはと思います。

Minako:そうですよね。こうしたルールや組織づくりに関して、もっと役員と社員とみんなで話して作っていけたらなぁとは個人的には思います。

加藤:なるほどね。私が入社した頃は特に、役員3人との距離感が今よりもっと近かったんですよね。デスクも近くにあって、ちょっとした時にでもいつでもお互い話しかけられることがメリットでした。
今も、社員は増えましたがそれでもまだ役員との距離は近いと感じるし、こういった話も含めて、まだまだ役員とコミュニケーションが取りやすい環境だとは思います。
なので、これからもそうであれたらいいなとは思いますね。

試行錯誤しながら良いチームづくりへ

ーーちなみに加藤さんは今日のメンバーの中で一番社歴が長く、今年で3年目とのことですが、「チーム」として今の組織をどう見ていますか?

加藤:カスタマーサクセスチームの話になりますが、現状だと、協調性が高い人が多い反面、チームとしてどう結束したらいいか分からないと悩む人が多いですね。(笑)

ーー結束とは、具体的にどんな感じですか?

加藤:分かりやすい例だと、チームとして仕事を進める時に、誰がどう仕切るのが良いのかという話とかです。率先して引き受けてくれる優しい人もいるけど、それがチームとして本当に最適なのか、とか・・・。チームにとって大切な役割は「人の上に立って率いること」に限らないと思うし、「ファシリテーター」的な人もいるといいですよね。人の話を聞いて、引き出して、整理するような人。

城居:カスタマーサクセスにおいては「ユニット制度」という取り組みが始まりましたよね。チームで動きながらも、その中で小さなチームリーダー的な方を配置して、数名をまとめることからはじめています。これからどのような効果があるのか注目しています。

加藤:良い取り組みだと思います。誰かが急に大きな責任を背負うのではなく、小さなところからチームづくりを始めることが理想ですね。

Minako:セールスでも組織化を進めていますし、チームで力を発揮するために、会社全体が今試行錯誤しながら進んでいますよね。私たちコーポレート部門はまだまだだけど・・・。泣
どの部門でも課題はたくさんありますね。

城居:「良い会社にしたい!」と考えれば、常に課題は見えてきますね。

Minako:もっとざっくばらんな話にしたかったんですけど、かなり真面目な話になってしまった(笑)

加藤城居みんな真面目だから(笑)

ーー真面目なみなさん(笑)本日はありがとうございました!

***

それぞれが個々のパフォーマンスを最大限生かせるよう、自分自身をコントロールする社員は多いようですが、チームづくりはまだまだ課題。

より強い組織へと成長するためには、どのような体制で、どのように役割分担し、どのようにコミュニケーションを取っていけばよいのか・・・

具体的な組織や仕組み、制度や環境について、会社としての"変化の過程"と"現状"を、今後もより具体的にお伝えしていきます!


聞き手・文 / 川口 ゆり
写真・編集 / Minako

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