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雑誌の雑感 【雑感】

資料としての活用も考慮して、雑誌も選んで残しています。ご覧のとおり、かなり古いものも。

しかし最近、付録のついた雑誌が多くなりました。その分雑誌の値段も上がっています。雑誌を売るために付録をつけたのに値段が上がって逆に売れない、なんてことはないのでしょうか。
もちろん大手の出版社、データに基づいて発行部数を決めているのでしょうから私ごときが心配する必要はないでしょう。

しかし「こんなもの付けてもらってもなぁ」という心理がはたらくことは、少なくありません。
いつも700円で買っている雑誌が付録のために1,200円になっている、まして自分のライフスタイルからしたら必要ないものならなおさら。買うかどうかを判断するためにペラペラとめくることもできません。

中身(掲載内容)で勝負してもらいたいとは思いますが、一番悩んでいるのは当の出版社でしょう。話題づくりのために付録商品関連メーカーなどとのタイアップもあるかもしれません。発行を維持するための苦肉の策でしょうから、一概に否定はできません。

とは言え、販促のために付録のインプレッションを誌名を出さずにオウンドメディアに投下するのは、ちょっとやり過ぎではないかと考えてしまいます。

毎号付録がウリになってしまったら、手に取ってもらえなくなるかもしれません。付録のインパクトでの勝負は、やはり本末転倒でしょう。

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