見出し画像

2021/5/23 いぎなり東北産 2ndアルバム「東京インベーダー」リリースイベント

大盛況のPITツアー仙台公演からわずか1日。

ここまでPITツアーの様々なシーンを彩ってきた新曲を含む
2ndアルバム 「東京インベーダー」のリリースイベントが催された。

画像1


このアルバムは2021/6/6に発売が予定されており、イベント当日までにイベント会場もしくは全国のCDショップで事前予約を済ませることで、豪華版に希望するメンバーのサインを入れたものが後日受け取れることとなっていた。

※一見申し込み殺到によるお詫びの連絡にも見えるが、そもそも5/23に予約は終了する予定であった。(販促のツイートであった)



当日の天候は曇り。湿度が高く蒸し暑くなる...かと思いきや
ひんやり冷たい風が吹き込み、日差しも少なかったため肌寒かった。


本公演は1部公演がミニライブ+特典会の構成になっており、
抽選にもれてチケットが入手できなかった人に向けてか、2部として特典会のみを実施する回が存在した。 


本稿では1部のミニライブに関してまとめている。

1部公演
入場の際はステージの裏の待機スペースに移動し、その後定刻になり次第番号順に呼ばれ、ディスタンスシートを持っている人は優先エリアに入場できる仕組みであった。
待機スペースでは先日安杜がイービーンズとコラボして開始した
”安杜農園”に早速お目にかかることができた。

親戚がイチゴ農家であり、
これまでも度々メンバーにイチゴを差し入れている様子こそ見うけられたが、
安杜自身はどうやら本格的な農業の経験はゼロであるようだ。
今後投稿される動画での安杜の成長を見守りつつ、
E BeanS10階でのライブの度に
農園の状態が確認できることが楽しみである。

のちのMCで安杜農園の話題になり
キュウリの苗が植えてあることを報告した。
「触ったらマジで〇します」
とのことなので、指一本触れまいと心に誓った。




入場待ちの間はいつも音楽がかかっているが、
この日は

百八円の恋 (←先日の桜ひなの生誕際で桜が歌唱した)
イノチミジカシコイセヨオトメ
愛の標識
買いもの
寝癖
テレビサイズ
...など、クリープハイプの曲がほとんどであった。
特には何回も繰り返し流れていた。
クリープハイプ好きがいるのだろうか。。

そして最後だけLove so sweetが流され、
この曲の終わりとともにライブが始まることなど、
当日の注意点がこの時にアナウンスされた。

画像2

普段よりも大きな熱気に包まれた「東北産出囃子」
橘が先頭で入場すると、スーツケースを引きながらステージを一周した。

「久しぶりだから(盛り上がりが)小さいんじゃないの?」
という葉月のあおりに呼応し、皆産の気合いも一層大きくなる。


熱狂の中メンバーは円形に陣取りうちわを手にした。
1曲目はアルバムのラストナンバーである「ワンダフル東北」

今日この日ほどワンダフル東北が2ndアルバムに入っていて良かったと思う事はないであろう。
ワンダフル東北自体は2017/3/26 に東京・下北沢での"桜エビ~ず×いぎなり東北産「当日までに仲良くなんかなれるかい!」"にて初披露され、その後1stシングル 「天下一品 ~みちのく革命~」のカップリング曲として収録されたものである。
その後メンバーの変遷があり、改めて収録し直したものが今回のアルバムに収録されている。

先のアルバム「東北インバウンド」のリリース時にはすでに再録されていたが、アルバムの収録曲にはならなかった。

東京をインベード、すなわち"侵略"して東北に来てほしいという願いが込められた選曲であろう。

長らく本意気でのライブができない状況にあったため、
東北へはるばるやってきた皆産への"おもてなし"曲であるワンダフル東北を
全開のパフォーマンスで聴くことができ感無量であった。

メンバーとしても皆産のリアクションが気になったようで、
特に安杜は、2番Bメロの自身のパートになった瞬間に皆産の迫力が増したために、
思わず笑ってしまったそう。


画像9


曲が終わると挨拶、MCと続いた。
MC中は撮影可能タイムとなった。

画像7


まず最初に触れられたのは当日の衣装の話。
衣装は「うぢらとおめだづ」のMV撮影に用いられたものであった。
この衣装は"キャビンアテンダント"をコンセプトとしており、
東京への"侵略"に際して、東京-仙台間の移動は飛行機で!
という理由による。




実際はハイエースでの移動しか経験したことがなく、
新幹線や飛行機での移動への憧れもあるようだ。
一方で車じゃないと大好きなおしゃべりができないからやっぱり車がいいや
という思いのほうが強いらしい。


続けて「うぢらとおめだづ」のMV撮影の裏話。

MVのテーマは遊園地デート。
これまで幾度となくお世話になってきた宮城県・八木山ベニーランド敷地内での撮影は
オフを撮られている気分であったと述べていた。

MV中では園内の様々な施設をたのしむ描写が多々みられるが、
律月はバイキングに乗った際にちっちゃい子に連れ回されて5回乗ることになったり、ジェットコースターに乗るなどしたために気持ち悪くなったそう。
ジェットコースターのシーンは
メンバーが一人で乗車しているように見えるが、
実は後ろに他のメンバーも乗っているらしい。

また、伊達、葉月、藤谷、桜の四人でお化け屋敷に入ったが、
桜の悲鳴がすごすぎて、途中から怖さよりも桜のリアクションのおもしろさが勝ってしまったらしい。
最後に橘が
「みんなでホラー鑑賞したい」と締めくくり、次のブロックの準備を始めた。

画像3


次の曲は「うぢらとおめだづ」であったのだが、トークが盛り上がりすぎたためか、曲が始まる直前に「立ち位置ここでいいんだっけ?」と確認しはじめ、「リハーサルじゃないいんだから!」と一部メンバーから釘を刺された。
また、本格的に気合いを入れるのが初めてであったため、
「良い感じのやつ期待してるよ」と皆さんに発破をかけた。

曲中ではメンバーからのリクエストに応えるように
皆産も臨機応変な盛り上がりをみせた。

また、先のPITツアーにて「バーチャルデートじゃ絶対できないキスをしよう」
のパートで葉月が安杜に対して柔道の技をかけて倒そうとしていたことが明かされていたが、
この日は安杜が逆襲をみせ、葉月に技をかけて転ばせていた。

画像10


続く「Action!」では藤谷が
「拍手が小さい!」と喝を入れるなど、
率先して場を盛り上げる様子が印象的あった。

画像4



とうほくちゃんだけがその場に残ると、披露したのは「未成年」。
曲が始まるといぎなりちゃんは急いでステージから客席脇に移動し、
皆さんと一緒にとうほくちゃんのパフォーマンスを楽しんだ。
最大の盛り上がりポイントは安杜が手をくいくいっと動かし皆産を挑発するシーンで、客席横からは
「フゥー!」と黄色い歓声が上がった。

画像8


最後のMC

いぎなりちゃんメンバーは「未成年」が大好きで
とうほくちゃんの歌唱中はいつも舞台裏で踊っていることを明かした。

続けて、吉瀬の生誕際の日程と会場が確定したことを告知した。

画像5

吉瀬本人の口から発表しようとしたが、
「場所は...ビーチしま?...」と読み間違え、他のメンバーからは
「島でライブやるの?」といじられ、赤面した。

正しくは東京・Veats SHIBUYAで、チケットは5/28より受付が始まる。

サブタイトルは ~シンジュデレラ舞踏会への招待状~
であり、チケットが招待状であるらしい。
これに対して安杜は
「"静かにしろい"だと思った」と、2019年に吉瀬が決めた東北ライブハウス巡りのサブタイトルを引き合いに出した。


また、葉月の生誕際は E BeanSで行う予定であることが明かされた。
かねてから自分の生誕祭はE BeanSでやりたいと公言していたがこの日初めて明言された。
生誕祭でやりたいことの話になった際に葉月は建屋のてっぺんを指し、
「そこらへんから飛んで出てくるので!」
と大物アイドルばりの豪華な登場を匂わせた。



その後、橘が 
「私事ですが...」と切り出すと、他のメンバーから
「結婚するの!?」「ちなみに、(相手は)星○源!?」「ガッ○ーだったの?」とヤジが飛び交い、
皆産もそれをはやし立てていた。
その様子を見た葉月が
「こっち(メンバー)が喜ぶのはわかるけれど、皆産が喜んじゃだめでしょ!」
とツッコミをいれた。

本当の発表は5/24に個人Instagram開設されるといった内容であった。
この日は橘がスターダストに合格した日であり、その記念日に始めることにしたそうだ。

画像6


諸々の告知が終わると、葉月からPA卓に向けて
「次の曲で最後だが、あともう一曲やれないか」と提案があった。

急遽の話でありやる曲は当然決まっていなかったためその場で意見出しを行った。
いの一番に「おのぼりガール」が挙げられたが、疲れるからと言う理由で
伊達に却下された。そのほかに「いただきランチャー」「ハイテンションサマー」などが候補に挙がったが、最終的に

「天下一品 ~みちのく革命~」に決まった。
「板付きで天一ね...」「板付きね...」
(※板付き→すでにステージ上にスタンバイした状態でスタートすること)
と確認を入念に行った。
(決して"板付き"と言いたいだけではなかっただろう…)


画像11


そして本来の最後の曲「HANA」を披露すると、
その流れで確認どおり"板付き"で天下一品へ。


皆産もメンバーも気合いの入りようはこの日一番であり、
互いに最後の力を振り絞るようにして生まれた会場の一体感は
大一番ライブのそれであったといっても過言ではない。


終わりの見えないトンネルの中にいるような厳しい条件の中、
会場の盛り上がりと、皆産やメンバーの屈託のない笑顔に一筋の光を見い出してか、

歌い終わった一部メンバーの目には光るものがあった。


久しぶりのE BeanS屋上でのライブは大盛況のうちに幕を下ろした。


2021/5/23 いぎなり東北産 2ndアルバム「東京インベーダー」リリースイベント セットリスト

1. ワンダフル東北

2. うぢらとおめだづ
3. Acrion!
4. 未成年

5. HANA
6. 天下一品 ~みちのく革命~


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?