急ですが、東京の会社でインターンします
と言っても、”超”短期の2日間だけではありますが。
来月で36歳になる男がこの期に及んでインターンとは、我ながら阿呆だな、と。
しかし、この企てを面白がり、インターンとしての受け入れを快諾してくれた会社がある。
設立13ヶ月目の BREW inc. だ。
昨年末に、2015年以降のbollardのことを考えていたところ、いろいろあって「そうだ、インターンやろう」という結論に至り、誰にお願いしようかな、と考え始めた。
「どの会社でインターンをするか」ではなく、「誰の会社でインターンをするか」「どういう段階にあるチームでインターンをするか」が重要だと思った。
何人か顔が浮かんだなかの一人が、BREW代表の景山くんだった。
景山くんとは、きっとまだ友人ではない。
しかも、出会ってから5年くらいは経つのに会ったのは2回か3回だけ。
それでもこんな突飛なお願いを聞き入れてくれたのだから、きっと景山くんは僕が考えているよりも懐が深いか、変人なのだろう。
短期での受け入れになってしまうので、僕のことを多少は知ってくれていることが双方にとってちょうどよかったが、僕も経営者のハシクレではあるから、短期での受け入れが簡単ではないことくらいはすぐに想像がつく。
できれば長く働いてもらいたい、2日間なんて教えるだけで期間が終わってしまうじゃないか、と思うものだ。
しかも、学生でもなければ、若くもない。自営業者で、もうすぐアラフォーだ。
きっと一般的な社会人よりも面倒な性格であるだろうし、体も顔も人よりはだいぶ大きめだから視界に入ると邪魔になることだってあるだろう。
何より、そんな男が今更インターンやるって、何考えているのかちょっと不気味に感じても不思議じゃない。
だから受け入れてくれたことがとても嬉しかった。
「なんでもやるよ!」
「だから、おたくの会社の、おたくのチームの刺激的な空気を沢山吸わせてください!」
といった趣旨のメッセージを送ってから数日後、一度だけハングアウトで今回のインターンについてミーティングをした。
お互いの近況を簡単に報告し合ってから、なぜBREWでインターンをしたいのか、今回の業務内容はどんなものになるのか、など。僕のスキルについてはほとんど話すこともなく、正式にインターンとして働くことが決まった。
そして、最後に景山くんから3つのお願いがあると言う。
きっと秘密保持契約とかそういったお堅い話だなと思ったのだが、違った。
1つ目のお願いは、今回インターンすることをどんどん周りの人に話してほしいとのこと。
やっぱ景山くんは面白い人だ、と思った。
ますますインターンが楽しみになる。
しかも、残りの2つのお願いも、僕にとっては、面白いものだった。
BREWは今3人で、そのうちの1人がブラジル人。社内コミュニケーションは英語。
なので、2つ目のお願いは、英語が得意でなくてもよいので英語を嫌がらないでほしいとのこと。
そのブラジル人の彼も日本語を勉強中とのことで、きっとよい塩梅になるだろう。
最後の1つは、初日に簡単な自己紹介プレゼンをしてほしいとのこと、英語で。
おいおい、英語でプレゼンなんて楽しそうじゃないか!
英語は片言しか話せないけれど、困難な状況は大好物だ。
がぜん面白くなってきた。
たったの2日間ではあるが、きっと今後の人生において貴重な時間になることだろうし、景山くんとも友人になれるかもしれない。
あ、これは遊びじゃなかった、仕事だった。。
久々となる電車通勤を数日後に控え、遠足前夜のようにとてもワクワクしている。
行ってきます。
※追記
つづき書いた。「無事にインターン終えました」
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?