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NEW JAPAN CUP 2024で存在感を発揮したHouse of touture

新日本プロレス「NEW JAPAN CUP 2024」も残りあと1戦を残すのみとなったが、全体的に存在感を発揮したのはHouse of touture”だと思う。

House of toutureは昨年から金丸義信、成田蓮を加えて勢力を拡大、そして「NEW JAPAN CUP 2024」からは元AEWのジャック・ペリーを加えたことで、同じブランドであるBULLET CLUBの中で大勢力を誇るようになった。

House of toutureがここまで存在感を発揮するのは‟極悪”を貫き通しているからで、全日本プロレスのブードゥー・マーダーズの総帥であるTARUも同じヒールでもあるが、時折り見せる‟愛嬌”の部分を見せ、今は亡き‟理不尽大王”冬木弘道もバラエティー番組に出演した際には子供らと一緒に出演し家族思いの一面を見せるなど‟愛嬌”の部分を出してきた。

しかしHouse of toutureはそれを愛嬌の部分を一切封印して‟極悪”に徹している。EVILが理不尽な振る舞いをすればするほど団体内で生き残りが激しい新日本プロレスで目立つ存在になる、ブーイングや帰れコールもHouse of toutureにしてみれば、勲章みたいなものだ。

驚いたことに2月のきたえーる大会ではEVILやSHOに声援を送るファンもいた。House of toutureにしてみれば、ブーイングの方がありがたいのだが、支持してくれるファンもいる。表には見せないがHouse of toutureにしてみれば内心は嬉しかったかもしれない。

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