見出し画像

ビックバン・ベイダー

2017年4月22日 ドラディションエディオンアリーナ大阪第二競技場大会を観戦した。

なぜ観戦したのかというと、ビックバン・ベイダーが参戦することが発表されたからだった。

自分にとってベイダーは想い出深いレスラーの一人、新日本プロレスやUWFインター、全日本プロレス、NOAHに参戦してトップ外国人レスラーとして活躍、WWEやWCWでもトップ選手として活躍していた。

だがここ数年は体調も芳しくなく、余命宣告を受けたという報道もされたことから、ベイダーの姿をこれが最後かもしれないと思い観戦を決めた。

1時頃にベイダーは藤波と共に会場入りしたが、ベイダーを生で見るのはNOAH以来だった、新日本や全日本、NOAHで見たベイダーが大きく感じたが、齢を取ってしまった影響なのか、背が縮んで小さくなった印象を受けてしまい、いかにもしんどそうな感じでバックステージへ入っていった。

ベイダーのカードは藤波辰爾と長州力と組んで藤原喜明&越中詩郎&佐野巧真、藤波と長州、ベイダーは土曜4時時代のワールドプロレスリングでは、この3人がIWGPの中心でもあったことから懐かしくもある。ベイダーは藤原にベイダーハンマーからリバーススプラッシュ、佐野にもベイダーアタックを浴びせるなど見せ場を作り、最後は藤波がドラゴンスリーパーで佐野を仕留めて勝利となった。

大会終了後には藤波とベイダーによるトークイベントが行われ、事件から30年が経過していた1987年12月の両国暴動を振り返っていた。

その1年後の6月18日、闘病中だったベイダーは死去、大阪での試合がベイダーにとって生涯ラストマッチとなった。今日はベイダーの命日と聴いてふと思い出してしまった。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?