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ロッシー小川、動く

2月にスターダムのエクゼブティブ・プロデューサーを解任され、新団体設立に水面下で動いていたロッシー小川氏が15日に会見を開く、おそらく新団体旗揚げの会見と見ていいだろう。

ただ驚いた点はWRESTLE UNIVERSEのYouTubeチャンネルで会見が配信されるということ、小川氏の旗揚げにはCyberFightが大きく係わっていることが明白で、小川氏は大きなバックを得たことになる。

小川氏の動向に一番注目していたのは、CyberFightの高木三四郎大社長で、「良くも悪くも業界が注目されているのは事実ですよね。これで市場が大きくなる分にはいいと思います。きっと大きくなるんじゃないですか」小川氏の動向次第ではスターダム一党だった女子プロレスに対抗勢力が生まれれば、業界は更に活性化すると考えていた。それに5・4NOAH両国国技館にもジュリアも参戦する、それを考えると全ての線が繋がっているのだ。

それにCyber FightがNOAH、DDT、東京女子プロレスの3団体を率いているが、フロントと現場の区切りはしっかりされており、高木大社長もよほどのことがない限り現場には口を出さない、それを考えると100%自分のプロデュースにこだわる小川氏にしてみれば、最適の環境でもあるのだ。

現座の女子プロレスはスターダムの独走状態、No.2に東京女子プロレスの存在があるが、まだまだ大きな開きがある。そこに小川氏の新団体が割って入るとなると、業界に大きな変化が生まれる、CyberFightと同じ系列にあたる東京女子プロレスにとっても、対抗戦こそしないが、大きな刺激になる。

そして新団体に参加する選手は誰なのか、スターダムから退団したジュリア、林下詩美、MIRAI、桜井まい、弓月は確実とみなければならないだろう。ジュリアはWWE入りが取りざたされていることから、それまでの間は小川氏に全面協力する気かもしれない。

スターダムは既に全選手とは契約済みで、動く選手はない、それに現在のスターダムでは小川氏がいればできなかった新日本プロレス、AEWの交流やアジャコング、Sareeeらフリー勢、他団体との交流も活発化している。小川氏がいたからこそできなかったことが、いなくなってからできる、それはある意味残った選手なりの小川氏に対する自己主張でもあるのだ

ただ、気になるのはアクトレスガールズが同日に記者会見を行うというのだ、アクトレスガールズはプロレスとは一線を画し、舞台演出を取り入れた団体、そこにはスターダムでもGMを務め、アクトレスガールズでもGMを務めている風香がいる、かつてスターダムに所属していた悪斗、翔月なつみこと澄川菜摘もいる。まして悪斗は昨年アメリカにわたってプロレスラーとして復帰を宣言している。これらも大きく係わる可能性は大いにあると思う。

果たして16:30から開かれる会見では何が起こるのか、期待したい。

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