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ゴジラ-1.0レベルの破壊者、GLEATへ

中嶋勝彦がGLEAT7月1日TDCホール大会に参戦することが正式発表された。

中嶋は全日本プロレス3月30日、大田区総合体育館で安齋勇馬に敗れ三冠ヘビー級王座から転落してからは、消息不明状態となって、闘魂スタイル騒動もあって業界からいわば”干された”状態だった。

東スポの記事の内容を見る限りでは、中嶋は潮崎豪とAXIZを再結成しても、NOAHは清宮海斗を中心になっていくと見越して退団し、最初からGLEATへの移籍を狙っていたが、”白覆面の黒幕”の誘いで全日本プロレスでワンクッションを置くことになり、三冠ヘビー級王座を奪取したものの、全日本プロレスの内部のゴタゴタに巻き込まれ、IGFとの闘魂スタイル問題も重なって、中嶋は問題児のレッテルを貼られてしまった。だがゴタゴタの全日本プロレスを破壊したことで、全日本プロレスが新しい時代を迎え、中嶋がその一役を担ったのも事実だった。

GLEATが中嶋を獲得した狙いは、団体を業界No.1にまで押し上げること、GLEATも今年で旗揚げ4周年を迎えるが、まだまだ発展途上で足りないものが多い、だからこそ中嶋を獲得に動いた。中嶋も潮崎同様デビュー20年を迎えたが、まだまだエース級として働ける実力がある。またMMAの経験もあってUWFルールにも対応できる。GLEATにとって中嶋の獲得は大きいと思う。

GLEATは7月1日 TDC大会でカズ・ハヤシが引退し、河上隆一の問題もあって、大きな転換期に差し掛かる、その中でゴジラ‐1.0レベルの破壊者である中嶋がどんな活躍するのか、注目したい。


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