見出し画像

引く結論

WWE PPVイベント「マネー・イン・ザ・バンク2024が」カナダ・トロントで開催っされたが、大会中盤にジョン・シナが登場、2025年にWWEから引退することを発表した。

シナは2002年からSMACKDOWNに登場、、2005年のレッスルマニア21でJBLを破りWWE王者となってからはトップスターの仲間入りを果たし、数々のタイトルを獲得するなど、WWEを牽引してきたスーパースターの一人、近年では映画俳優やタレントとしても活躍している。

ただ気になるのは現役からの引退ではなく、‟WWEからの引退”で、WWE一筋で通してきたシナが他団体へ移籍するのか、それとも本当に現役から退くのか、今のところ2025年に出る答えを見るしかない。

ただこれまでジ・アンダーテイカーも現役から退いても、突然暗闇から現れて相手にチョークスラムをしたり、AWAの帝王だったバーン・ガニアも引退してもスポット的にリングに上がっていたことを考えると、シナのWWEからの引退はプロレスのリングにはもう上がらない、という解釈なのか…

またWWEはただでさえでもWWEは選手層は分厚く、新陳代謝が激しい団体なことから、シナがリングに上がらなくても十分にやっていける。だからシナもこの辺で退くべきかという結論にたどり着いてもおかしくないと思う。

全日本プロレスでは諏訪魔が安齊戦が〝現役最後〟の3冠挑戦になることを明かした。これまで全日本プロレス一筋で団体を牽引してきた諏訪魔だったが、気が付けば47歳になっていた。

47歳と言えばスタン・ハンセンが最後に三冠ヘビー級王座に挑戦した時の同じ年齢、当時の三冠ヘビー級王者だった小橋建太に挑んだが、自身の必殺技であるラリアットで小橋に敗れ、それ以降三冠ヘビー級王座に挑戦することはなかった。ラリアットは「乱発するなら本当のラリアットではない、使うなら一発で決めろ!」とハンセンがプライドを持つぐらいの必殺技だったが、そのラリアットで小橋に敗れた、ハンセンにしてみれば引導を渡された気分だったのかもしれない。

諏訪魔がハンセンを意識して三冠戦戦線撤退を考えたのかはわからない、ただ諏訪魔は一プレーヤーとしてだけでなく、専務という立場でもあることから、団体全体のことを考えて、三冠戦線の若返りを考えて、三冠撤退という結論にたどり着いたと思う。

ただ天龍源一郎も49歳でIWGPヘビー級王座を奪取し、永田裕志も55歳で三冠ヘビー級王座を奪取している。諏訪魔もまだまだ年齢的にも足搔いて欲しい部分でもあるが…

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?