どん底から這い上がるのもプロレス
レッスルユニバースでNOAH大阪第二大会を視聴したが、驚いたのは前回の大阪第二大会より観客が入っていたことだった。メインは稲村愛輝ことYOICHIの凱旋マッチ、それだけYOICHIにかける期待が大きいことを現わしていたと思う。
試合もYOICHI版ツアー・オブ・ジ・アイランドこと払暁(夜明け、暁の意味)でクリストバルから3カウントを奪い勝利、試合後も7・13日本武道館のメインで対戦する清宮海斗を挑発、ファンからも大きな声援が起きた。
なぜYOICHIにかかる期待が大きいのか、それは稲村愛輝時代、期待をかけられながらも結果を出すことが出来ず、スランプになってどん底を味わったからだった。だが稲村はイギリスでYOICHIになることでどん底から這い上がった。負けてそこから這いあがるのもプロレスラーであり、そんな選手を応援するのと同じで、YOICHIもどん底から這い上がったことで、ファンから期待に応えるレスラーになった。それを考えるとYOICHIも立派なメインイベンターになって、清宮と対する存在になったということなのかもしれない。
そしてこの二人がNOAHの将来を担う存在になった。NOAHは将来へ向けて、パズルのピースが足りないが、二人が見せるNOAHの将来を武道館のメインでじっくり見たいと思う。
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