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ラストチャンスというキャッチボール

「いつも GLEAT を応援していただきまして、心より感謝御礼申し上げます。 河上隆一選手につきましては、2024.6.9(日)GLEAT 名古屋国際会議場大会にて、試合後リングで私を爆破するといった暴挙を敢行しました。結果、社会的制裁を受けるべきと結論づけ、2024.7.1(月)GLEAT TDC ホール大会を最後にGLEAT 所属選手契約の解除をいたします。 ファンの皆様には苦渋の決断となりますことをご理解ご了承のほどよろしくお願い申し上げます。 引き続き、GLEAT を何卒よろしくお願い申し上げます。

2024年6月11日 リデットエンターテインメント株式会社 代表取締役社長 鈴木裕之」

鈴木社長の言い分だと「クビ覚悟っていうからクビにしたんです。普通、社会に行って社長を爆破したらクビでしょ」とこれを聞いた時は大人げないなとは思ったが、

「彼も16年目で、うちには旗揚げから(所属して)3年になるんです。それなのに前の団体(大日本プロレス)から含めて一度も団体の頂上のベルトを巻いていない。3年たって何も成果、結果を出してくれていないわけです。本人は人気者になっている感覚がありそうなんですが、正直、入団の時がピーク。まったくこっちの期待していたものになっていない」

確かに河上は大日本プロレスにトレードマネーを出してまで獲得した選手、それだけGLEATも期待していたはず、だが大日本プロレス時代と同様、実力がありながらも、肝心な時に期待に応えられていないのも事実で、相棒である田村ハヤトにも先を越されてしまった。

河上が鈴木社長に反旗を翻したことで、鈴木社長は契約解除を通知したが、7月1日付けということで考える猶予を与えられた、それに河上がどう答えを出すのか、河上次第になってくる。

自分は会話はキャッチボールということもあるが、鈴木社長は河上に対してラストチャンスというボールを投げて、後は河上がどう投げ返してくるか、7月1日はGLEATだけでなく、河上のとって重要な日になってくるだろう。

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