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怒りの対処法について

皆様いかがお過ごしでしょうか。イガなおです。

新居に本棚が届いたので大分片付いては来たのですが、収納スペースが足りておらず、部屋に野ざらしになったダンボール群に向かい「君たちはこれからもずっとそこにいるつもりなのかい?」と攻撃的な視線をぶつけています。


さて、今日は「怒りの対処法」についてお話します。
老若男女に役立つ話かと思うので、耳かっぽじって聞いてください。


前職でのことです。
仕事相手が「約束したことをやってくれず」、ちょっと(いやかなり)ブチギレてしまったことがありました。
僕はそれまで仕事で誰かに面と向かって怒ったことはありませんでしたが、当時の案件が部署内で最優先の課題であったこともあり、怒りを制御できませんでした。

その後、同席していた先輩からアドバイスを頂きました。

「相手は年上だ。起こる気持ちは大事だが、仕事を進めるためには礼儀正しくやったほうがいい」

ぐうの音もでねえ 笑

対策について当時整理したことを共有したいと思います。


怒りとは何か

怒りとは、「負の感情から自分を守るための防衛本能」のことです。

当時(怒ってしまったとき)のことを振り返ると、まず、仕事に対する意識が違いすぎる相手のことが理解できなかったのだと思います。
その「理解できない」人が目の前にいるということを「怖い」と無意識で感じていて、その恐怖から身を守る必要があったから、怒りで恐怖を麻痺させたんですね。

あとは、「恐怖」のほかにも、仕事を前に進められていないことへの「悔しさ」や、いくら依頼しても動いてくれない相手を自分がどうすることもできない構造に対する「悲しさ」等もあったと思います。

怒りは上記のようなマイナス感情がトリガーとなって発生する2次的な感情で、元々は野生時代に天敵から身を守るために備わった性質と言われています。

このあたりは、「アンガーマネジメント」で調べると色々出てきます。

何にせよ、相手に対して怒るという行為は、自分の中のマイナス感情を相手にぶつけることに等しくひどく自分勝手な行為なのでやらないほうがいいと僕は思いました。

怒りを抑える方法

じゃあどうすればいいか。
当時から僕が意識しているのは以下の2点です。

①怒りを感じたら、6秒間行動に起こさない
②毎日5分間の瞑想を行う


①は、理性が感情を抑え込むのに必要な時間と言われているのが6秒だからです。この間に、「怒りは問題解決に繋がらない」という理性を思い出すことができます。

②は、そもそも「自分が怒っている」ということに「気づくための能力」を磨くために行います。
瞑想のメリットの一つは、自分の感情や考えを客観視する力(メタ認知力)が向上することと言われています。これができるが、いち早く「自分が怒っている」ことに気づくことが出来ます。


個人的に、瞑想はやること自体が超気持ちいいのでやったことない人はやってみてほしいです。「呼吸瞑想」で調べてみてください。

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