ばんえい日記20240127・28・29
日付けが3週間飛びました。いや覚えてないんだもん……14日のばんえいプリンセス賞に去年のPOG馬が出てたくらい？てか20kg差でもチヨコ勝つと思うやん競馬ムズすぎ
という訳でヒロインズカップ週の日記です。
1/27
この日のメインはオープン1組の特別戦でした。6頭が帯広記念出走馬、その他は金杯や睦月特別からの参戦。
1番人気はトップハンデ800kgのメムロボブサップでした。
展開は、道中ほとんど一団も①メムロボブサップや⑩アアモンドキーマンが少し先に抜け出す形、しかし後方置かれた④ギンジ⑨インビクタ⑤センリョウボス以外は差のない態勢。結局⑧コマサンエースが先頭で2障害前、前半65秒。次いでメムロボブサップ、アアモンドキーマン、⑥メジロゴーリキ。
先頭のコマサンエースが早仕掛けも一腰、後続も充分溜めてこれを追いかける。2番手はメムロボブサップ、3番手4番手が⑦オーシャンウイナーとメジロゴーリキ、②コウテイが5番手で続く。
前とはおよそ2馬身差、メムロボブサップが逃げ切りを図るコマサンエースとの差をジリジリ詰める。残り10できっちり差し切り、単勝1.5倍の支持に応えた。3着はパワーの差で着を上げたメジロゴーリキ。
うーん、コマサンエースとは25kg差があるにも関わらずはかったように差し切るんだからすごいよなあ……ただコマサンエースがもう1,2呼吸溜めを入れていた世界線も見たくはある。メジロゴーリキは20kg差のオーシャンウイナーに歩き負けなかった事で充分かな？2障害前までの先行力の差だったね。オーシャンウイナーは最後脚鈍ってたし軽い方が良い。コウテイはもっとすんなり障害上げるもんだと思ってたけど……インビクタも780とはいえ後ろからじっくり行ってるんだから、もっと軽々と障害上げてくれないと買いづらい。
まあそうなるよな……という固い決着でしたね。
1/28 ヒロインズカップ
その前に8Rの3歳A-1の話を。
次の週に翔雲賞があるので、このレースは牝馬トップと牡馬二線級の戦いに。今回POG馬2頭出しでした。
特にスマイルカナは牡馬のトップがいない上、隣枠には3歳牝馬賞金2位のクリスタルイプセもおり負けられない一線……7戦ぶりの勝利が期待され1番人気に。
結果は1着。最後クリスタルイプセにコンマ3秒差まで詰められたものの何とか押し切りました。これで通算6勝目、久々の勝利が嬉しい！
ただイワキエンジェルは障害で詰まり10着……何とか立て直して欲しいものです。
さて本題、ヒロインズカップ。
大本命は牡馬相手にドリームエイジカップを大楽勝したサクラヒメ。これが810kgを曳く事に。次ぐハンデのミソギホマレやシンエイボブが790kgであることを考えると、相当厳しいハンデ。2,3番人気は5歳馬の2頭、ダイヤカツヒメとピュアリーナナセでした。
出が良かったのは⑥ダイヤカツヒメと⑦サクラヒメの人気2頭。外から⑨アローリキヒメ⑩シンエイアロイも前へ、⑧ミソギホマレもいつもより前目で運ぶ。2障害前へはサクラヒメとアローリキヒメがほぼ同時、前半71秒。
各馬じっくり溜めて、最初に仕掛けたのはアローリキヒメ、続けてシンエイアロイ、ダイヤカツヒメ、サクラヒメ。8枠2頭が詰まる横を人気2頭が一腰で越え、並んで降りる。離れた3番手は②ピュアリーナナセ。
残り30で前2頭がほぼ同時に止まる。歩き出して残り10でも2頭が詰まる。そこから先に立て直したのはサクラヒメだが、あとソリ半分という所で動けなくなってしまう。この隙に最後の力を振り絞ったダイヤカツヒメがゴール。サクラヒメが止まる間にピュアリーナナセが2着入線。①ナカゼンガキタの追い込みを何とか何とかサクラヒメが抑えて3着。その後すぐその場で倒れ込んだ。
いくら歴戦の牝馬と言えど、700後半から800と少しを曳くのはしんどいんだな……勝ちタイムが2:28.7はここ20年で2番目に遅いタイム。砂が変わるとこれだけレースも変わってくるね。
勝ったダイヤカツヒメ、クインカップこそ敗れているもののこれで5歳牝馬じゃトップに立ったと言ってよさそう。もう少し馬格は欲しいが、1トンに満たない身体であれだけパワーを出せるのだから、ポプラ賞もちょっと期待。来年は800近く背負ってどうか。
ピュアリーナナセは重量背負うと厳しいと思っていたのでおみそれしました……あんなにすんなり障害越えてくるとは。でも最後ズブズブだったし信頼しすぎは禁物そう。サクラヒメはいくら何でも重すぎたね……800なら倒れ込む程にはならなかっただろうよ。2,3分休んですぐ厩舎の方帰っていったので無事そうで良かった。
4着ナカゼンガキタは(恐らく)これで引退、お疲れ様でした。いい仔を産んでくれよ！5着ミソギホマレは障害が安定しないね……
3連単をすんでのところで外して膝を付く後輩が面白かったです。
1/29
この日はメインだけ見に行きました。4歳オープンの白雪賞、ほぼばんえいダービーの再戦のようなメンツ。
1番人気は3歳三冠全2着のホクセイタイヨウ、2番人気は2冠馬マルホンリョウユウでした。
レースはダービー馬①タカラキングダムが内にヨレて出遅れ、⑦ベニサクラもやや後方から。ハナを取ったのは⑧ジェイヒーロー、しかし各馬も差なく続く。
先頭で2障害に来たのは⑥ホクセイキムタク、これが58秒。すぐ後ろに④ホクセイタイヨウ、⑤マルホンリョウユウ、ジェイヒーロー、②キタノミネ。
やや溜めて各馬チャレンジ開始、マルホンリョウユウが詰まるホクセイキムタクを横目に先頭で降りる。次いでキタノミネ、ホクセイタイヨウ、ジェイヒーローの順。
残り25でホクセイタイヨウがマルホンリョウユウを交わし先頭、そのまま押し切り三冠レースの逆転成功。マルホンリョウユウはゴール手前1度詰まるも立て直して2着。3着には、1度逆転されたジェイヒーローを再び差し返したキタノミネが入線した。
ホクセイタイヨウ、定量のダービーでコンマ1秒勝ってるなら10kg差ある今回はしっかり勝ちきるだろうなと思ってたら、ちゃんと勝ってくれましたね。詰まらず歩ききったのも好印象。オープン下位抜けるまでは買いたい。
マルホンリョウユウは斤量差かなあ……思ったよりすんなり抜かれたのと最後詰まったのは気がかりではある。高重量戦はちょっと差し引いて見たい。
キタノミネはこの重馬場でジリ脚が活きた。さっさとB1抜けて欲しいものだが……世代戦なら紐に入れたい。
ジェイヒーローはダービー取り消し後2走目でこれなら上出来。流石にもう少し軽い方がいいかな？
5着以下の馬は次走以降障害要チェック。
キョウエイプラス……早く復活してくれ……
おわり