見出し画像

登山:「那須岳(冬山)」2023/3/5 ※公共交通機関のみ

仕事などで1,2月は非常に忙しかったので、冬山の季節は既に終わり、春山になってしまいましたが、那須岳(茶臼岳、朝日岳)に行ってきました。

日帰りでも新幹線を使えばギリギリ行けるのですが、前日は東武宇都宮を経由し、那須塩原の駅前のホテルに宿泊。朝食おいしく安価で、体も休めることができて、おすすめです。

8:00の駅前発の大丸温泉行きバスはほぼ満員で、15分くらい前には並んだ方が良さそうです。9:00過ぎに終点へ。トイレ前の広場で登山の準備がしやすいです。こういう細かなところがありがたいです。

白と青のコントラスト

天気は快晴で無風。空が青いです。那須岳は風が強い日が多いそうですが、恵まれました。午後から南の方から雲が出るという予報。まずは朝日岳を目指します。

事前に調べた感じでは、冬山期間限定のピーク(剣ヶ峰)を経由して行くらしい。ところが既に雪がかなり少なくなっていて、茶臼岳と朝日岳の分岐(避難小屋)から朝日岳に向かう道は、夏と同じルートしか進めなそうです。これが正直雪崩が起きてもおかしくなさそうな狭い雪の斜面をトラバースするしかなく、しかし通過している人もいたため、迷った末に進むことを決断。ピッケルを使いましたが、滑落しそうでかなり怖かったです。踏み固められているとはいえ、狭くてすれ違えないし、あきらめて戻るパーティーもいました。

裏那須の白い稜線が綺麗です

その後も朝日岳への道は結構険しく、冬山初心者には少し危ない場所もありました。朝日岳への到着は 11:15 頃。登り始めて 2時間弱です。頂上では自分一人の時間もありました。

三本槍岳は夏に取っておくとして^^、避難小屋まで戻ります。戻りも再度雪の斜面を横切りますが、雪がベタベタで重く、中の方は溶けている様子。滑る心配より、途中で人が前から来るんじゃないかと心配でした。
避難小屋まで戻り、時間が順調だったので茶臼岳も登頂します。

茶臼岳。この方向は雲が出ています
冬山の期間は真っ白だそうです

茶臼岳山頂は 12:45頃。ここではじめてストックを出して、装備を整え直して帰りはゆるゆると下山。大丸温泉には 14:10頃到着。下山は順調でした。総行程では5時間弱といったところ。アイスを食べながら15:10のバスを待ちます。那須塩原からは在来線で、将棋の中継を見ながらゆっくり帰宅。

今回、体力的には問題ありませんでしたが、後で確認したところ、朝日岳への道は雪が少なくても剣ヶ峰を登ることもできたようです。その方が安全だったかな。装備はチェーンスパイクとピッケル、ストックで、ウェアはワークマン^^。アイゼンとスノーシューは不要かと。冬山は天候が最高でも、考えることが多くてまだまだ慣れません。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?