良くも悪くも影響は受けてしまうもので、、、 vol.478
子は親に良く似るとか、ペットは飼い主に良く似るとかって話は有名ですよね。
学校においても、その学校ごと、学年ごと、学級ごとで、児童生徒の色というものは大きく変わってきます。
押さえつけて押さえつけてで児童生徒の意見をあまり尊重せず、教員のやりやすいようにやっているような学年は、当然児童生徒も縮こまっていってしまいます。
結果、それは将来非常に大変になっていくのですが、、、。
逆に自由奔放としているところは、その分指導も大変になりますが自己承認ができているので、伸び伸びと健やかに成長していきます。
一概に必ずそうなるとは言い切れませんが、そういった傾向があるのは間違いありません。
今日はそんな話をしていきます。
ふと言われた「怖かった」
私は今年で教員6年目。
今所属している学年は中1から見てきているので、4年間共に過ごしていることとなります。
4年間も一緒に過ごすと、当然成長の中でそんな一面もあったんだ!と不思議に思ったり、頼もしく思う点もありますが、ある程度の人となりは把握できてきます。
誰といても居心地の悪さを感じないといったものでしょうか。
だからこそ、そこまで自分が生徒に対して何こう悪い雰囲気見たいのを出しているとは、あまり思っていませんでした。
私にとっては、ホームルームの時間、そして所属している学年の授業の時間が一番楽しかったのです。
でも、この前ふとこんなことを言われました。
「あの時の先生怖かったし冷たかった。なんかあまり話しかけられなかった。」
衝撃です笑。
そんな自分は微塵も出したことないと思っていたので。
聞くとそれは2年ちょっと前のコロナに入ったあとのこと。
ちょうど私がICT関係で自校の教員にも見限りをつけていた時です。
今もあまり変わらないかもしれませんが笑。
話しかけられても時間がとられるだけでイラついていたので、適当な態度で対応していました。
それを生徒にした覚えは一度もないのに、生徒はそう感じていたようです。
安心安全空間のために
私は教室に安心安全空間を作りたいと思っています。
こういった空間にこそ、児童生徒の地が現れるからです。
それは時にはマイナスに見えるかもしれませんが、長い目で見た時には必ず自分自身を見つけられてよかったとふり返られるようになります。
そんな風に思っていたはずの私が自ら、安心安全でない空間を作り上げる要因の一つになっていたとは。
結構反省をしました。
そして、そこに敏感に気づく生徒。
さすがだなぁ、侮れん。
と、改めて尊敬しました。
授業もホームルームも教員自身の雰囲気は伝わっていきます。
ともなれば、教員が元気に明るく楽しく勉強をしながら、接することができれば子どもたちも自然とそんなふうに育っていくはずなのです。
ワクワクと週明けを楽しみにさせてくれたあの子に感謝👏
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