見出し画像

読書感想#3 「1分で話せ」

ポイント
人は相手の話の80%は聞いていないもの。
プレゼン力=人に動いてもらう力
「1分でまとまらない話は、結局何時間話しても伝わらない」
伝わるプレゼンは、「左脳と右脳に働きかける」

何のためにプレゼンするのか?
を言語化してみると、ほとんどの場合
「(どこで)誰に、何を、どうしてもらいたい」
という構造になっている。

特に「誰に」という情報は非常に重要。
ゴールは何かを定める
→聞き手がどんなアクションを起こしてくらたら、ゴールなのかを設定する。

プレゼンは何かを「話す」という局面を切り取られることが多いが、「話す」というのは、手段であって、あくまで動いてもらってナンボである。
→なぜ、プレゼンするのか?
相手が、自分が望むゴールに現況いないから。

悩むと考えるは、似ているけど異なる。
→考えるは、結論を出すこと。

結論を言うからには、必ず根拠がある。
→話が長い人は根拠をたくさん話してしまいがち。

結論と3つの根拠というピラミッド構造にすると、相手も構造的に聞きやすくなり、話が入っていきやすくなる。

ロジカルとは
主張と根拠の意味がつながっているのがわかりやすいということ。
わかりにくい場合、主張と根拠の因果関係が相手からは捉えづらく、ロジックが隠れてしまっていると言える。

業績がいいから、会社が好き
→業績が良いから、給料がいいから、会社が好きという間のロジックが抜けてしまっている。

たくさん話したくなるのは、
調べたこと、がんばったことを伝えたいという話し手のエゴであって、聞き手の立場にたっていない。いかに、短く伝えられるかを念頭にシンプルな説明にしていく。

話が伝わらなくなる4つの原因
①プロセスを話す(がんばった過程を話してしまう)
②気を遣いすぎる。
③自分の意見とは反対の意見にも触れてしまう。
④笑いを入れる→話の論点がブレる。
ビジネスで「おもしろい」のは、あくまでロジック。

プレゼンは相手が迷子にならないように
スッキリ、カンタンにする必要がある。
→「短く、言い切る」ことが特に重要。
主張に自信がない時に、「それは違う」と言われたくないために、つい多くの言葉で煙に巻こうとしてしまうのはよくある失敗。

パワポのスライドは
「読まずに頭に入る」ことがベスト。
文字が多いと、聴き手は文字を読むことに注力してしまう。

ロジックが全て正しければ、人は動くのか?
→そうではない。一歩踏み出させるのは、頭の中に生まれたイメージで、そこに自分を当てはめて考えれるようになるかどうか

→イメージを膨らませるためには、、
写真や絵、CGなどのビジュアルで伝える
「たとえば」で具体的な事例を示す。

ピラミッドは3段で作る
1.結論→2.根拠→3.たとえば

相手にプレゼンの内容を印象づけさせるには、
「超一言」をつくる。

人前で話すときの最低限の4つのポイント
①視線②手振り③声④間合い

話している自分と相手を俯瞰で見る
というリトルホンダ的視野も必要。
メタ認知は優秀なビジネスパーソンの共通スキルである。

プレゼンと営業も相手を動かしてなんぼ
→そのためにやれることはすべてやる精神で臨む。

ビジネスパーソンとしては
会議等では、議題に対してポジションを取ることが必要。

プレゼンの指導をしてきて思うのは
まずは、「声が小さい」というごく当たり前のところ。そして、「声のトーンが一定で変わらない」ということ。

伝えることは、練習してフィードバックをもらうことでしか、上達しない。

ピラミッドをとり、話の主導権を握る
→仕事のペースを自分でコントロールできるようになる。

会議、打ち合わせの際は
自分の主観で意見を言うモードと、客観的なモードを切り替えてバランスをとる。

信頼を得るためには、自分たちのエゴを捨てて相手のニーズに応える。

「壁打ち」相手となって、お客様に寄り添っていると、もしもの時の相談の際に連絡を入れてくれるようになる。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?