自己紹介と撮りたい写真と

初めまして。Gakuです。note初投稿と言うことで、自己紹介を兼ねて撮りたい写真に関する考えを一度まとめていこうと思います。

自己紹介&写真を初めたきっかけ

横浜住まいの普通のサラリーマン。デジタル映像処理の研究開発をしています。

子供の誕生がきっかけ写真をはじめました。ありきたりだけど子供を綺麗に撮りたいと思い、当時ダカフェ日記Instagram)で紹介されていたCanon Kiss X2とSIGMA 30mmのレンズを買ったことから自分にとっての写真生活が始まりました。

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長男(この時期は天使)​

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次男(やっぱりこの時期は天使)

最初のテーマ

写真を撮っていく中で、最初の方向性を示してくれたのがハービー山口さんと、このブログの方でした。ハービーさんは街中で声をかけて撮ったモノクロ写真が本当に最高で優しい写真の見本を、ブログの方はスナップの視点とフィルム沼を教えてくれました。

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自宅スキャンなので少々ゴミが残っていてすみません。後半2枚は声をかけて撮らせて頂いたものです。

そしてハービーさんのような写真が撮りたいと思い、街中で声をかけて撮るようになりました。モノクロ&気になる方を撮るだと同じ土俵になってしまうので、カラーモノクロ問わず、カップル/夫婦/友達の男女2人組に絞り、かつ二眼レフで1組あたり3枚というテーマで作品撮りをしました。

ほぼ毎週末に横浜と鎌倉に出かけては撮り続けて2年間の成果として2013年に個展という形で発表しました。この撮影のテーマは2020年の今でも再開できないくらい、当時の全力を出し切りました。。。
※作品に関しては希望があれば個別にお見せします

旅行と日常と

離婚後、沈んでいた自分を救ってくれたのが旅と日常のちょっとした時間でした。

仲の良い写真仲間から"Gakuさんって旅行したことある?”と聞かれた時、2泊3日くらいのなら?と答えたらそれだと思う存分旅行した気分にならないでしょ。今度一緒に行こうと誘われたのが一週間の石垣島旅行でした。石垣からさらに船で行った先にある波照間島、そこで広がっていた景色は今でも心と写真両方に刻まれています。

波照間の海と空は果てしなく青かったです


それから一年に一回のペースで北海道、瀬戸内国際芸術祭、フィンランド、五島列島、オーストリアと色々なところに行くようになりました。行きたいところに行く、そしてその中でたくさん写真を撮るということが人生における大きな糧になっていたと思います。

旅行以外のときは、いい景色、美味しいカフェ、時には写真仲間と一緒に遠征と、日常の穴を写真で埋めていました。ある意味、写真もメンタルも一番安定していた時期かもしれません(苦笑)



下降気味な日々

俗にまみれた話ですが、のんびり続けていたInstagramですが、2019年の夏前くらいから急に数字がつかなくなりました。数字なんてと思いつつもやっぱり気になるし、大袈裟ですが自分の写真がフォロワーの人から否定されたような気持ちでした。

完全にInstagramに振り回されていて、数字を回復するべく所謂テクニック的や投稿頻度を1日1回から2回に増やしてみたりと試したけど効果はなく、途方にくれていた頃にコロナがやってきました。

新しく写真を撮りに行けるわけでもないので、自分がいいなと思った写真を再投稿したり、lightroomをもう一度勉強したり、自分にとって新しいことチャレンジしてみるかと考えてみたり、ひとまずひと休憩置くことが出来ました。

今まで撮ってきた写真に加えて、これからどういう写真を撮りたいか?と見つめ直すきっかけが出来たという点においては、自粛期間中の時間は捨てたものではなかったです。仲良くしてもらっているユウスケ君の協力もあり、2020年7月から室内やスタジオ撮影をはじめました。事前準備の大変さがありますが、今は新しいことに対する充足を感じでいるところです。

1枚目ははじめてのスタジオ撮影の写真、2枚目はこの時撮りたいと思っていたものが撮れたときのもの


撮りたい写真

今までの写真、新しくチャレンジしていること、それを組み合わせて今撮りたい写真をまとめていったら欲張りになってしまいました。。

作り込みの写真
スタジオ撮影をはじめたことで新しくモデルさんやヘアメイクさんの繋がりも出来たので、雑誌の一コマや映画、イラストなどから選んだイメージをチームとして表現できる写真が撮りたいです(10月にチャレンジ予定)。

引きの写真
Yuiさんのように理論で詰められていないのですが、景色の中に人を配置するような写真は前から撮っていて、好きな写真でもあるので継続していきたいです。

旅行写真
旅行は思うように行けなくなった今でも大切なものです。特にフィンランド以降は個展(フィンランド@2017、五島列島@2018)で発表していることもあり、これからも自分の写真をアウトプットしていくという点で旅行写真は欠かせないものになります。

子供写真
実は離婚に際して自分の中で一つのルール、面会の時に撮った写真を次回の時にミニアルバムにして渡すというのを決めています。12枚入りのアルバムで写真に対して一言ずつコメントを付け加えて。もう100冊近くになっているので何冊かはどこかに消えてしまっているかもしれません(苦笑)。
何の罪滅ぼしにもならないですが、子供たちが大人になったときに自分たちはこんな時間を過ごしていたんだと振り返れるようにしてあげたい気持ちで続けています。コロナでなかなか会えない日が続いていますが、表に出ることはないけど大切なテーマでなのです。

おまけ:白&透明感&コントラストへのこだわり
投稿している写真に対して、白が綺麗、透明感があると有難い言葉を頂けることがあります。以前から明るめの写真を撮っていたこともあるのですが、自粛期間中に自分のレタッチを見直した時に、ただ明るいだけではなくてコントラストを保ちつつ白さ・透明感を表現したいと思うようになりました。常に試行錯誤の連続ですが、これからも色味の点では拘っていきたい点です。


撮らなくてもいい写真

自分の中で減ってきたと感じているのが笑顔の写真です。。と言うのもスタジオ撮影をはじめたころから、その人が主役だけど主役ではない写真がいいと思っています。って何を言っているのか分からないですよね(笑)。

ヘアメイクを活かしつつ自分の世界を表現しようと考えた時に、笑顔は力が強すぎると感じてしまい、撮っている時も"笑って"とか"笑顔で"の掛け声をしなくなりました。撮る枚数が少なくなってきたということは、少なくとも今はメインで撮る必要がないと思っています。


最後に

これまでの振り返り含めて長々と書いてしまいましたが、今後も悩みながら写真は続けていくので暖かいお付き合いくださると嬉しいです。そして何よりも旅行に行きたい。







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