見出し画像

金融商品への投資と言っても、How much?

こんばんは。今日は東京も寒いです、日中は雪はなかったようですが冷たい雨が降りました。こういうご時世ですから、財布の中も寒いという方も多いと思います。

自己啓発の教材を買うように金融商品を買う

でも、お金の勉強の教材と思って少しでも金融商品を購入されることをおススメしたいと思います。
例えば、通信教育の生涯学習のユーキャンで行政書士を取るために必要な費用は58,000円。ざっくり、約60,000円と見なすと月々5,000円です。

金融商品は損するからな。とおっしゃる方もいると思いますが、行政書士も合格しなければ学び続けなければならず、合格を断念すれば教材費等はマイナスと言えるかもしれません(あくまで資格取得を主として考えており、取得に向けて勉強して得た知識は考えない場合)。

2020年の年末ジャンボ宝くじの1等7億円が当たった確率は2000万分の1だそうです。ちなみに、人生の中で雷⚡に打たれる確率は1000万分の1で、雷に打たれるよりかなり低い確率です。

それが外れると連番でもバラでも10枚購入したとすると、3,000円が300円となり90%のマイナスとなります。

だから、資格教材購入しようが、金融商品を購入しようがマイナスの可能性はあります。確率論からすると年末ジャンボ宝くじのマイナスになる確率はさらに高くなります。

ただし、金融商品を買って投資をすることによって、ご自分の行動の変容も期待できます。先日の投稿でそれについて纏めました。

誰でも金融商品へ投資すべきか?

実際にはいくら投資するのかはその人の資産の状況によって大きく変わります。そして、今は金融商品を購入すべきでない人例えば、今あるすぐ換金できる金融資産が、直近3カ月分(100万円)というのであれば、今投資すべきではありません。

また、投資はそれを生業をしている人は別として、二次的なものです。まずは経営者であれば本業の充実が第一。会社員であれば副業であれば副業の立ち上げが第一です。学生であれば学びが第一、バイトの生活費のほんの一部分を勉強として使う程度です。

暗号通貨が高騰していると言って、間違ってもビットコインに大金を一気に突っ込むようなことはやめましょう。

まずはNISA(少額投資非課税制度)を覚えておく

まず、いくら投資するか?という考え方をお伝えする前にNISA(少額投資非課税制度)という税制優遇制度があるので活用をおススメします。

これは平たくざっくり言うと、以下の通りです。

株というのは売却益と配当金に対して20%の税金がかかります。

例えば、10万円で購入したものを12万円で売却すると利益額は2万円ですね。この2万円のうち20%は源泉徴収として税金を払いますので

20,000円*(1-0.2)=16,000円(源泉徴収 4,000円)

となります。それが1口座につき非課税期間中(最長5年間)であれば、上記の売却益と配当金が確定申告無しで非課税になります。
この20%は侮れません。

以上を踏まえていくら投資するか考えてみたいと思います。

いくら投資するか?

現在の自分の貯蓄と収入から考えて、いくらまで投資できるか?という検討です。投資は損失リスクがありますので、一般的に余剰資金で行うのが大原則です。
当座の生活費を削ってやるのはお勧めできません。もし貯蓄額が生活費が
3カ月分を切っているようであれば、やり繰りして3か月分の貯蓄を準備してからスタートしましょう。


貯蓄の仕方は切り詰め方については、インターネットで沢山情報出ていると思いますが、これ以降は貯蓄額が生活費3カ月分以上あるという前提で
現在の貯金が100万円の場合、300万円の場合とうことで説明していきたいと思います。

いくら投資するか考える時には以下の4つの考え方があります。

①目標額から逆算する
②年齢で考えてみる
③人気の投資割合で考える
④貯蓄金額別投資額

①目標額から逆算する

自分の貯金金額とゴールとして設定する目標金額から投資と貯蓄の割合を決定します。MorningStarという投信ニュースサイトに資産形成のための利回り計算サイトがあるのでご紹介します。

手持ちの金額とゴールの金額のギャップを利用して資産を配分します。
毎年の期待利回り、ゴール金額、達成期限の3つが分かればリスクの高い商品や低い商品にどの程度資金を振り分ければ良いか分かります。

ここでは細かくは触れませんが、ゴールの金額を考える時はご自分の3年、5年、10年後の人生について思い描く必要があると思います。

②年齢で考える

先人達の経験値に基づいて、年齢によって資産を投資と貯蓄に分ける方法です。
計算式は「100-自分の年齢」%を投資に振り分けるということになります。

例えば
 25歳ならば「100-25」%の75%を投資に振り分けます
 40歳ならば「100-40」%の60%を投資に振り分けます
 60歳ならば「100-60」%の40%を投資に振り分けます

これは一般的に年齢に応じて手持ち金額の大切さが変わるので、若いうちに投資の比率が上がり、年齢が上がると比率が下がります。
若いうちは万が一ですが、投資資産が大きく減少しても、働く給与等の収入が期待できますが、年齢が上がると働ける機会が減るので手持ちの金額の大切さが増すということです。

③人気の資産割合から考える

目的毎に以下の投資割合が人気です。
資産運用で大きくお金を稼ぎたい方       :投資7:貯金3
リスクヘッジをしながら高い投資収益を上げたい方:投資1:貯金1 
安全性と収益性を考えたちょうど良いバランス  :投資3:貯金7

④貯蓄金額別投資額

最後に貯蓄金額とリスク許容度に基づいて投資金額を決めます。今回は資産が100万円の場合と300万円(リスク 大・中・小)について纏めてみました。
資産が100万円以下の場合
①初期投資の少ない商品を選びます。
②自分の中で利益を確定する、どこまでのマイナスを許せるかルールを決めます。

②については一番よく聞くパターンは利益10%、マイナスも―10%が多いようです。

資産が300万円以下の場合

資産が300万円以上ある場合はご自分がリスクをどのくらい許せるかということによって変わってきます。
リスクが高いというのは高ければ利益も大きいですが、マイナスも大きくなります。
リスクが小さいというのは利益はそれほど大きくないですが、マイナスもそれほど大きくありません。

<リスク高>
①総資産の高い割合を投資に充てます。
②3~6カ月分の生活費を貯蓄に回し残額を投資に回します。
 (年齢、家族構成等によって変わってきます)
③初期投資が少なくリターンが大きい(リスクの高い商品)に投資します。

<リスク中>
①貯蓄と投資の割合を7:3程度にして3をリスクが高い金融商品に分散投資します。
②投資に失敗しても資産を大きく減ることがなく大きなリターンを期待します。

<リスク小>
①貯金をそのままとして毎月の収入をコツコツと投資します。
②現在の資産に関しては、貯蓄と投資の割合は10:0ですが毎月の収入の残高で積み立て型の投資信託や株、貯蓄型保険等にて資産運用に着手します。

では、勉強のために投資をしてみようと決意しても何に投資をすれば良いのか分からない方も多いと思うので、次回以降は銘柄の判断方法についてご紹介したいと思います。

本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
明日も皆様にとって良い一日でありますように。

未来志プロデューサー きむきむ
#YouTube  「未来志【史】チャンネル」やっています。良かったら訪問してみてください。」やっています。
#投資金額 #金融商品   #未来志 #未来史 #note毎日更新    

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?