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億トレーダーのトレード手法を紹介!

FXとは外国為替証拠金取引のことで、日本にいながら外貨を購入し、その変動幅と公定歩合の差から利息を受け取ることで利益を得る投資の一種です。

株のように外貨の売買に手数料がかからない取引会社が多く、取引が行われる海外市場は時差の関係でどこかが開いています。

また、レバレッジにより、少額の資金で投資がしやすく、FXに投資する人は増加傾向にあるようです。

億トレーダーとはどんな人?

本を出版したり、ブログで注目を集めたりして有名になり、その名前が広く知られるようになった人はたくさんいます。

そのような人たちは、どのような情報に注目し、どのような状況で取引を行うかを紹介していますが、同じ手法を使っていても、必ずしも同じ結果になるとは限りません。

なぜ、紹介されている方法を実行しても、結果が違うのでしょうか。

なぜ、億トレーダーの手法でも勝てないのか

投資とは未来を予測することであり、人間が行っている事象を予測するのだから読めないのは当然です。

特に為替は多くの海外投資家だけでなく、金融機関も扱っているため、そうしたプロ集団が個人の行動を予測するのは難しいです。

億トレーダーの多くは、投資の経験者

億トレーダーの多くは、大手金融機関で投資に携わってきた人たちであり、そうした人たちはその経験からある程度の予測を立てることができるが、それでも損をするケースはあります。

個人投資家のように経験がない場合、関連情報をもとに自分で判断することになります。

この独自の判断が良くないので、勝って億トレーダーにまでなれるケースは少ないのです。しかし、億トレーダーの手法を参考にすると、ある種の法則があることに気づきます。

低レバレッジでのトレード

FXは取引時に預けた実際の証拠金以上の外貨を購入できるため、資金力の弱い人は高いレバレッジで取引しますが、億トレーダーは預けた資金にレバレッジをかけずに購入します。

実際、雑誌などの紹介でも、1倍での取引を推奨しています。

これには理由があり、取引で相場が自分の予想と反対に動いた場合に備えて、我慢するためです。

レバレッジをかければかけるほど、少ない資金で大きな金額を手にすることができますが、相場が不利に動くと証拠金が減りやすく、一定の割合まで減らすことができるので、強制的に取引を終了するロスカットの機能が働き、証拠金が無くなってしまうのです。

1倍であれば、減る速度が遅くなるので、保有し続けることで変動を反転させ、利益を得ることができます。

この取引を継続することで、金利が得られるので、変動による利益とは比較になりませんが、利益を得ることができるのです。

余計な情報の遮断

利益を上げているトレーダーの多くは、基本的な情報以外は参考程度にし、ほとんど情報を使わずに取引しているのが特徴です。

確かにFXでは取引会社が多くの情報を提供し、投資家の判断材料となっていますが、情報が多すぎると判断基準に差が出やすくなります。

億トレーダーは、自分が持っている判断基準を守るために、少ない情報でトレードしています。

これを自分ルールと表現する人もいますが、説明すると、投資手法が決まっていれば、どんな環境でもそれを変えないということです。

個人投資家は損をしたくないので、いつまでも保有し続け、結局、損切りをして損をしすぎてしまいます。

しかし、成功している勝者ほど、どれくらいの損失で決済し、すぐに次のトレードに目を向けるというルールを持っています。

このように負けポジションを持ち続けることを塩漬けといい、億トレーダーはポジションを塩漬けすることはありません。

不要な情報を知っていると投機しやすくなるので、最適と思われるインジケータを見つけたら、他の情報は見ない方がよいでしょう。

トレードの時間帯を設定する

億トレーダーは取引する時間帯が決まっていて、24時間取引できるにもかかわらず、その時間帯以外では取引しない傾向があります。

これは、海外市場が開いているときは、それまでの状況によって一定の動きをする傾向があることを知っているからです。

そういう人は、急変動しやすい各国の重要な財務責任者の発言や政策の直後に取引して大きな利益を得ようとしますが、儲かる人ほど急変動の時には取引せず、おとなしくしているものなのです。

それは、価格がどのように変動するか分からないからです。

まとめ

投資では、利益を出す人よりも損失を計上する人の方が多く、勝った人は莫大な利益を得ることができます。

勝つためには必ず方法があり、その方法に従えないから勝てないとも言えますね。


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