まぶ、発つ。

日本人女子0のラボに入って3ヶ月後
カフェでランチをオーダーした時
「あれ、日本人女子とリアルで話すの、3ヶ月ぶりでは…?」
と気づいたのが東京生活の始まりだった

そんな私に親友ができた
はーちゃんはマサチューセッツへ🇺🇸
まーちゃんはジュネーブへ🇨🇭
2人ともけっこうな時差のある土地へとんでいった✈️

さみしいきもちもあるけれど
「はなれてない」ってきもちの方がつよくて

小学校や中学校で
転校してしまう友達を前に大泣きしたこと
思い出して、ふと、いとおしく思った
毎日会っていた人がはなれていってしまう
もう会えないかもしれない
そのことがさみしくて
ずっと忘れないよって言い合っても
ちっとも報われず、心もとなかった

何がちがうんだろう
「文通」以外のあらゆる手段が整備されたことも大きい
でもきっとそれだけじゃない

物理的な距離は心の距離をけっして隔てないことを知っている
ひとつの思い出が永遠に背中を支えてくれることを知っている
げんきに生きていればまた会えることを知っている

たくさんの出会いと別れを経験し
その中で生きてきたから
さみしいけど、さみしくないんだ

ひと時のふれあいだけで交わることのない人も
繰り返し同じ時を重ねる人も
ちゃんと心の中にいる
わたしをつくって支えてくれているんだよね

はーちゃんとまーちゃんに
たくさんのよろこびと
ひと握りのとびきりの出会いがありますように

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