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中学 女子会の話題

ポルトガル🇵🇹とケニア🇰🇪の友人の
「日本人って大人も幼稚だよねって気づいた」
との想いを共有させてください。胸に刺さった。

「あれから色んな日本人と出会って、日本の大人って幼稚だよねって気づいた。私たちは女子会でも、国がどうあるべきか、どうすれば実現できるのかが話題の中心の1つにある。中学の時にはすでにそうだったよね。
でも日本人の話題の中心は、恋愛の些細なことやファッションや他人の小さな噂話で完結しているよね。装飾や取るに足らないことばかりに話の花を咲かせ、本当に大切なことにふれない。考えていないようにも見える。
私達も似たようなことも話すけど、それは副菜やデザートであって、メインディッシュは本質的な、私達の中心にあるものについて、いつも話す。国が違っても、意見交換をし合う。日本人でそういう話ができる人に出会わない。
日本人同士が遭遇すると、たちまち日本人だけでアクセサリーや恋愛の話を始める。まるで、家と校舎の中のことしか知らない子供みたい」と。

指をさしてなじられたのじゃない。多くの日本人よりも真剣に言葉にしてくれている愛と心配が伝わったから、泣きそうな顔になってしまった。彼女たちと語り明かした明け方のこと。
地球のこと、世界のこと、国のことばかりを話していたけど、それこそが「私達の今と未来の話」だった。

国民の無関心がなかったら、できることはたくさんある。希望の光がいくつも射す。けれど、それがない。でも、無関心は国民のせいじゃない。

この想いがよみがえり、ありがとう〜!と笑いながら、ぽろん、と涙が出てしまった。

「いつから?サムライの時代はちがったでしょう?なぜ?誰によって飼い慣らされたの?本当に大切なことに蓋をされてしまったの?日常の話題が、装飾ばかりにすり替えられたの?豊かな国、一代の夢を見られるくらいには平和なように錯覚できる国は他にもあるけれど、どうして日本がそうなの?」

かつて私がしたのと同じ問いを受け取った。

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