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ボカコレ2020冬の所感 / Ifの日記

ボカコレに参加してみての感想


2020/12/11〜13の3日間、ニコニコ動画にて開催されたお祭り「The Vocaloid Collection 2020winter(通称ボカコレ2020冬)」も終わりを告げた。
(この記事は12/12に書いてるから終わってないが細かいことはいい。)
自分はボカロP兼歌い手としてボカロ曲と歌ってみたを1曲ずつ投稿した。
ボカロの方はボカコレがあると知ったときには8割型完成していて、「せっかく運営様がボカロを盛り上げようとしてくれているんだし参加するか」、みたいな感じだったわけだが、多くのボカロPが揃って新曲を出すので埋もれてしまうのではないかという不安感はあった。ただでさえ雀の涙の再生数がさらに減ってしまうと辞めるとは言わないがさすがにちょっと凹む。
だが、実際投稿してみると投稿直後は案の定埋もれ気味だったが、1日経って振り返ってみると普段より2,3割くらいは伸びているのでボカコレの効果はあったのだろう。ちなみに歌ってみたの方は完全にダメだった。まあそこはいつも通りなのでコメントすることもない。もっと歌が上手くなるように頑張ります。

ボカコレで投稿された動画の所感

ニコニコでボカコレのようなイベントに参加したのは初めてだったのであまりはっきりとしたことは言えないが、まだ世の中にはこんなにボカロPがいるのだと驚いたというのが正直なところだ。みんな普段からもっと投稿してくれよ。。。そして、今回のボカコレが初投稿だという方もちらほら見受けられた。このようなイベントが定期的に開催されればボカロに参入する人がもっと増えるかもしれないと感じた。そしてもう一つ個人的に感じたのは使用されてるボカロの種類が初音ミクとflowerの2強になっているということだ。初音ミクは昔からずっと強かったのでわかるが、たくさんのバーチャルシンガーがリリースされた中で初音ミクに次ぐレベルで使用されるまでに成り上がったflowerの力はすごいなと感じた。みんなもっと鏡音を使え。

ボカコレ全体の所感

ネガティブなことを言わせていただくと、「結局得するのは大手」ということはひしひしと感じた。今回のボカコレではたくさんの新しい曲が投稿されたわけだが、全部の動画が多くの人の目に触れるということにはならない。結局のところ、ボカコレでやってきたボカロリスナー達の目的地はランキングの上位で燦々と輝く大手Pの楽曲なのだ。我々のような無名ボカロPが曲を聞いてもらうためには、まずリスナーがボカコレの公式サイトへ行き、ボカコレTOP30のページを開き、ランキング上位の大手P達の楽曲を素通りし、ページを下にスクロールして「投稿作品をもっと見る」をクリックしてもらわなければならない。そこまでしてくれるような神様はこの世にそう多くない。自分だって自分がボカロPじゃなかったらそんなことしない。
文句を言っているわけではない。大手Pだって血の滲むような努力、あるいは才能運タイミングを味方につけて大手Pになったのである。ボカコレのようなイベントで「得する側」に回るためには粛々と名声を積み上げていくしかないのである。そうすれば、ニコニコを捨てYouTubeをメインで活動していようとも運営から企画に呼ばれ自分の知名度を上げることができるのである。

まとめ

最後ネガティブなことを書いてしまったが、自分は決して今の状況を悲観していない。だが、今のままでいるつもりもない。今の自分にも自分の作品を「好きだ」「推せる」と言ってくれる人がいる。いつか自分も大手Pになり、あの日コメントしてくれた人たちが「俺は初期から知ってた」と周囲に自慢できるような存在にならなければならない。そのために、また明日から努力を続けていくつもりだ。

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ボカコレ参加楽曲たち
#ボカコレ2020冬 #ボカコレ2020冬ルーキー
「この世界が不平等でよかった / If feat. 鏡音レン」
niconico : https://www.nicovideo.jp/watch/sm37947997
YouTube : https://www.youtube.com/watch?v=fQ8vjT_aALk

#歌ってみた
「potatoになっていく [歌ってみた] - If -」
niconico : https://www.nicovideo.jp/watch/sm37947963
YouTube : https://www.youtube.com/watch?v=5ISjWVCp3F8

If のTwitter : https://twitter.com/If_utattemita