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我が家の家探しを振り返る―不動産屋さん

家探しをはじめたのは、2019年の4月でした。
open houseの未公開物件を見たいなと思って、登録したのがきっかけ。
そして購入物件を契約したのは1年以上後の2020年の7月。

家探しって運命だとか、最初の数軒で決まるとかいろいろいいますけど、決めきれずにダラダラ過ぎてしまった我が家が、最終的に購入した物件と出会うまでの歴史を書いていきます。
決め手に欠けて同じくダラダラ過ごしてしまっているあなたの背中を押せますように。

まず信頼できる不動産屋さん探しが必要

不動産営業って、登録とかすると、すぐ電話がかかってきますよね。
いやもう、びっくりするほどに。
一軒契約できれば、数百万入るわけで、ちょっとでもチャンスがあれば逃すまい! ということなのでしょうが。
2020年6月に匿名で家探しできるサービスが出てきたみたいなので、これから探す方はこういうのを利用されるのもおススメします。

https://joinagently.terass.com/

なぜかというと、不動産営業の人って時々電話で個人情報を聞いてくるんです。

物件探しをはじめた当初。
最初の方は家探しの基本を教えてくれる感じでした。
とりあえず話を聞きに来ませんか?
程度で、メール中心のやり取り+わたしが反応すると電話みたいな感じ。
その中で問い合わせしたら電話来るんだな、と覚悟もできたので、興味のある物件にどんどん問い合わせしていきました。
そうすると、その日か翌日にはたいてい電話がかかってきます。
そして連絡してきたある営業マン。
「お問い合わせありがとうございます~」という話に始まり、年収やら職業やら家族の人数やら……。
もちろん、購入できる人間なのかを知りたいということなのでしょうが、はじめましてでそんな話する必要ある?

しかも、わたしの夫の職業は当時ちょっと特殊で、親しくない人にはあまり詳しく話したくないタイプのものでした。(違法性があるとか、そういうことではありません)
なのに、珍しい仕事ということもあって、興味本位なのか何なのか、詳しく聞いてこようとされて。大変不快。

匿名のところで提案を受けた上で、少しずつ不動産屋さんとの出会いを広げていくのもありだと思います。

仲介料だのなんだのはありますが、不動産屋さんは基本的にどの物件も扱えるそうで。
SUUMOで物件検索して、よさそうだなと思ったところを、気の合う不動産屋さんに扱ってもらう、というのが一番精神的に良い!

だってこの契約で物件によったら数百万を相手にお渡しするんですよ?
いくら自分の支払う金額が少なくなったとしても、嫌だなと思う相手にお金渡したくない!
(仲介料無料といっても、契約すれば相手にはお金が入るのです)

不動産屋探しにあたってみたポイント

じゃあ、どう探すかってことですが、基本的には問い合わせていくしかないです。
大手は担当者にもよるかもしれません。
運しだいなんだけど、それも含めて不動産探しです。
我が家もたくさん問い合わせて、やっとこの人なら任せられるなという方と出会えました。

では、どんなところが決めてだったのか。

1.送り迎えしてくれる
比較的送り迎えしてくれるのが一般的なのですが、「事務所まで来てください」なのか、「おうちまでお迎えにあがります」なのか。
事務所までが近いなら問題ないですが、電車が必要な場所だと行く気なくします。
これからすごいお金かかってくわけなので、少しでも無駄な出費もしたくないですし。
そのあたりを理解してくれるかどうかはけっこう重要です。

2.事務所に来てといわない
最初の項目とも近いですが、「来てください」ではなく、「うかがいます」の不動産屋さんがやっぱり助かりました。
大手さんで、最初は物件見させてもらってて、でも我が家の希望と合わず、だんだん見られる物件がなくなっていって、連絡することがなくなったいったとき、「ローンをどう組めるかいくら借りられるかで、今後が変わりますから、とりあえず来てください」という。で、いっても大した話はなく、物件見に行くわけでもなく、家まで送ってくれるわけでもなく、帰宅。
片道30分くらいかかるんですよ、そこ。本当に無駄な時間だった。

3.LINEでやりとりしてくれた
物件探しも佳境に入ってからでしたが、LINEでのやりとりをしてもらいました。
電話では忘れてしまいそうなこともLINEで送ってもらったり、夫とわたしと不動産屋さんでグループ作って、情報共有もらくらく。物件探しって電話のやり取り多いので通話料が気になってましたが、それも解決。
契約決まってからも必要書類のこととか、普段使うツールでやりとりできて便利でした。

4.物件のデメリットもいってくれる
契約した不動産屋さんは、物件のセカンドオピニオンもやっていました。
物件購入で、受益者でもない第三者目線の意見、めちゃくちゃありがたかった。
(結果、そこで契約したけど)

ただ、我が家の担当をしてくださった方は、基本的にほめ上手なのですが、将来”売るのであれば”この部分がマイナスになります、という話し方で色々教えていただきました。

5.今買ってもらうだけでなく、お付き合いがこれからも続くという考え方
大手の不動産屋さんだと、購入してもらったらはい、さよなら~ではないですが、その後関係性が続くことはあまりないようです。
実際、ローンの借り換えの相談とかってできるんですか? とある大手の担当さんに聞いたところ、
「電話いただければその時の状況を回答しますけど、頻繁に連絡されてもちょっと困りますね」
みたいな回答。
契約したところは、自分たちのところで購入して、ローンを長年支払っていくわけだから、お付き合いは続いていくという考え方をされていました。

それぞれにあった決め手で不動産屋さんを探そう

なかなか、ここ!
という不動産屋さんと出会うのは難しいかもしれませんが、
いくつかあたってみることで、自分たちの指針もはっきりしてくると思います。
いい不動産屋さんと出会えたら、その先何かあったときも心強いですよ。

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