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開業予想シリーズ#2 リニア中央新幹線 新大阪開業時のダイヤを予想してみた その4

目次


リニア中央新幹線概要
 
ルート・線形

駅予定地
 
表定速度と所要時間の謎
 
予想本数
 
予想運賃

最終評価値
 
予想ダイヤ



予想運賃

運賃については、
品川名古屋間が700円 そして
品川新大阪間が1000円プラス程度になる
ようです。

すると、下記のようになるでしょうか。
東海道新幹線 のぞみ指定席
品川-名古屋  ¥11,300
品川-新大阪  ¥14,720
リニア中央新幹線 
品川-名古屋  ¥12,000
品川-新大阪  ¥15,720

リニアは指定席のみの設定になると言われています。

リニアの車両はグリーン車などの
特別車両があるかどうかはわかりません。


乗車時間1時間ちょっとのことなので、
無いかもしれないし、
グランクラスのように先頭車両のグレードが
すこし高いかもしれません。


ただ、全席指定席になることは
ほぼ確実のようです。

ここでは、
全てのタイプの列車の全ての車両が
同じ運賃として計測します。

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最終評価値(コストパフォーマンス)

対決シリーズと同様、
開業予想シリーズでも、コスパの良さを
数値化して表現することにします。

コストパフォーマンス評価値の計算は
投稿主の独断で次のようにします。


2駅間の直線距離と速さをかけたものを
運賃で割ります。

評価値(コスパ)
= 直線距離 [km] × 速さ [km/h] ÷ 運賃 [円]

言い換えると

評価値(コスパ)
= 直線距離 [km] × 直線距離 [km] ÷ 所要時間[h] ÷ 運賃 [円]

この評価値が
★の数で表現されます。


所要時間は、1日の本数から計算される
平均待ち時間を加えた時間。
運賃は正規運賃の中で、
最も安い座席の通常期の運賃です。

新幹線は在来線に比べて距離が長いので、
高く出る傾向があります。
完全に主観ですが目安は下記の通りです。

★0点台・・・正直、新幹線を使う意味が薄い区間
★1点台・・・近距離で他に移動手段がなければ
★2点台・・・新幹線の威力を発揮出来ている区間
★3点・4点台・・・新幹線一択が多い区間。一番使える区間
★5点以上・・・距離が長いので逆に飛行機が優勢の区間も。コスパは最高 

対決シリーズで取り上げましたが、
コストパフォーマンスの評価値で、
現状、日本最高なのは
東海道・山陽新幹線 新横浜-博多間の
★7.07です。

実は、投稿主がリニアのダイヤを
予想してみようと思い立ったのは、
リニアであればこの評価値が
どこまで伸びるだろうかと興味があったからです。


この評価値を出すためには、

1.直線距離(各駅の緯度経度)
2.所要時間(全日のダイヤ平均)
3.本数(平均待ち時間)
4.運賃(最も安い座席の通常期正規)

この4つのパラメータが
全て決まっていないといけません。

ここまでで、ようやくこれが出揃いました。

ということで、果たしてこれまでの
前提でリニア中央新幹線の評価値が
いったい何点になったのでしょうか。
夢の大台10点台に
乗ってくることはあるのでしょうか。

ここらへんで4つのパラメータを
おさらいしておきましょう。





最高点 品川-新大阪間  評価値 ★8.18
営業キロ  438.0 km
直線距離  398.5 km 
ルート効率 91.0 %
  
所要時間   1 時間 10 分 29 秒
本数      147 本
平均待ち時間  3.7 分
表定速度   372.9 km/h
運賃 15,720 円


・・・・思ったより伸びませんでしたね。
これは、各駅停車タイプが混ざっているのが
よくないかもしれません。
速達タイプだけ抜き出してみましょう。

最高点 品川-新大阪間  評価値 ★8.73
営業キロ  438.0 km
直線距離  398.5 km 
ルート効率 91.0 %
  
所要時間   1 時間 4 分 00 秒
本数      99 本
平均待ち時間  5.5 分
表定速度   410.6 km/h
運賃 15,720 円

これが、リニアの推定の最高評価値です。
うーん。やはり考えていたより伸びませんでした。
10点台はおろか、9点にすら乗りませんでした。
博多までリニアが伸びる予定があれば、
15点くらいはいっていたかもしれませんね。


大公開!!予想ダイヤ

ここまで長々と語ってきましたが、
いよいよ予想した時刻表を公開します。



いかがでしたでしょうか。
67分と断言されているので、
それに従おうかと思いましたが、
各駅停車タイプより遅くなってしまうという
あべこべが発生したので、
名阪間23分としました。

リニア中央新幹線は、
三大都市圏を一体化して、
巨大な経済圏を作る国家的プロジェクトです。

東海道新幹線の時にも、
建設にはたくさんの
難題がふりかかっていました。
大きなプロジェクトには必ず、
難題がふりかかるものです。

関係各位には粘り強く、
完成までの道のりを
歩んでいって欲しいですね。


我々はその便利さの恩恵にあずかれる日を
楽しみに待つことにしましょう。

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おねがい

ここでご紹介させて頂いたのは
あくまで個人の見解であり個人の予想です。

実際こうなるかどうかというのは一切の保証がありません
過度な批判や誹謗中傷はお控えいただけますよう
予めご了承ください。

参考にしたサイト

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