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私がフリーランスになった訳

会社員として働く中で、私に芽生えたもの。

それは
『お客様と直接接するお仕事がしたい。』
『私にかかわる人全員が、大好きと思えるお家に住んでほしい。』
『お家を通じてお客様に幸せを届けたい』
という想いでした。

そのためにはまずは私が幸せでいないと、周りの人やお客様を幸せにできないなと感じ、
『好きな人と、好きな時間に、好きな場所でお仕事がしたい。』
そんな風に考えるように。

もともと建築士として注文住宅の設計に従事していた私。
20代はがむしゃらに、本当に身を粉にして働きました。
そう聞くと大変そうだなぁと思うかもしれないですが、
私にとっては、本当にキラキラした楽しい毎日だったんです✨✨✨

大好きなお客様が、私の設計した大好きなお家に住む。
私が報酬をいただくのに、お客様からたくさんのありがとうや感謝のお言葉をいただける。
自分が書いたものが形となって残る(実際にお家が建つので)。
それは、何にもかえがたい幸せな感覚でした。

その後、このお仕事は大好きだけど、
仕事以外何もしていないことに気付き
(若かったので海外旅行は弾丸で行っていました🤣)、
体力的にも限界を感じたため、
『もっとプライベートの自分の幸せも考えようかな』
と、業界最大手企業へ転職することに。

転職先は、社内の雰囲気・待遇は良好。
でも、予算も業務内容も、ほとんどすべてを上司が決めている…
何も任せてもらえませんでした…
最初から、わかっていたはずだったのに。

“大きな責任はないけど、やりがいもない。”

これがこんなに苦しいとは知りませんでした。

次第に、
『私の価値って何だろう?この業務は私である必要がないなぁ。』
という想いが募りました。

最初に努めた企業がとても自由な社風だったこともあり、
大手企業で、できる範囲の中で業務を楽しむことができなくなりました。

どちらも本当に素敵な会社だったことは、間違いありません。
その証拠に、同僚はとても楽しそうに働いていました。
あんないい企業、なぜ辞めるのか?異動したらもっと楽しくなるかもよ?

周りは口をそろえてこんな風に言いました。

私も頭の中ではわかっていたんです。
『こんなにいい企業ほかにない。』
何度もそう思い込もうとしました。

私が会社に合わせられたら、どんなに楽だろうか。
頭ではわかっても、心が付いていかず、次第に燃え尽き症候群のようになってしまい、会社に行くのが億劫に。
(事前の有給以外に休んだりはしませんでしたが。根性はあるので🤣)

上司や仲の良い同僚ともよく相談し、退職を決意。
私のわがままで振り回してしまいましたが、みんな快く、頑張ってねと温かく送り出してくれました。本当に感謝しています。
(今でもいい関係で元同僚とは会っています☺本当に人に恵まれてます。)


こうして、待望のフリーランスになりました✨


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