決意

初夏の7月。
朝の早い時間帯にある、駅のプラットフォームで
私は考えていた。今日の日のことを。
そして遠い過去、これから先の未来のことを。

ずっとコンプレックスとして残っていた過去への挑戦。

そのことに対してまた挑もうという気持ちにしてくれたのは
いったい何だったのか?

さまざまな経験であり、出会ってきたひとであり、
また数多くの出来事なのかもしれない。

それらがそれぞれに干渉し、影響しあい、響きあった時、 私は決心した。 過去の自分自身と決着をつけることに。

あらかじめ予定していたことではないので、
時期的にも万全の状態でのスタートではない。
とても不利な状態を感じる。

それでもなお私は自分自身に問いかけ、言い聞かせる。

これは私が人生の中で、
いつか必ず通らなければいけない道であり、場所であると。

朝のあかるい光を浴び、電車に揺られながら思う。
"すでに未来への扉は開かれている"と。

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