うちゅうからの侵略者

広い宇宙のいっかくにある　N星から　
数百、数千の円盤が飛び立った

彼らはさいきん発見した　地球　という星を
じぶん達のものにしたい　と考えていた

N星のN人たちは　侵略する際のひつような情報を得る為
特殊偵察部隊を地球に送り込んでいた

総司令官　たいへんです　彼ら地球人はそれぞれに
小型のハイテク機器を装備しております

なんだと！　それは本当か？

はい　一部の地球人ではなく　大多数の地球人が
その小型のハイテク機器を持ち歩いております

しかもレベル10から20までの　こどもクラスの地球人までもが
その小型のハイテク機器を使いこなしているのです

なんということだ ……….

そのハイテク機器は遠くへ情報を送ることができ、しかも　カメラ　というものまで内蔵されております。かなり高画質の映像までも送信することが
できるのです

彼らはその小型ハイテク機器でひんぱんに連絡を取り合っております
おそらくは我々の情報を共有しているにちがいありません

なんだと！我々の侵略さくせんの情報がもれていたということか？

そのうえ　カメラ　と呼ばれるもので辺りの風景などを
記録している地球人もいます
これはおそらく　われわれ特殊偵察部隊の痕跡のきろくをしているのです
そう　我々は今現在　彼らの監視下にあるのです

なんたることだ　これでは身動きがとれない

しかも　いま現在　地球人の大多数は　かお　とよばれる部分に
布のようなものを装備して　外部からの呼吸をまもっております

それでは　われわれの侵略の為のこうげきが通用しないではないか！

………………………………………………

地球人。　おそろしい生物だ　われわれをもしのぐ
これほどまでに高度な文明を持っていたとは……………

N星の総司令官は　地球侵略をあきらめることにした