優しい先輩とウォータースライダーのコロンブス
この夏、恥ずかしいことに人生で初めてウォータースライダーなるものにのってみた。最近、この手の乗り物で亡くなった方がいらっしゃったみたいで、プールの運営をされている方々はかなり神経質に順番や人それぞれの感覚を丁寧に開けていた。こういった類のプールの監視委員の人たちはかなり怖いイメージというか、無愛想なイメージだったが、監視員の人はまるで、陸上部の投擲系の種目をやっている体のも大きくて成績も良く強い女の先輩って感じの人だった。つまり、とても愛想が良くて優しい対応だった。こんがり焼けた日焼けが、彼女のこの一夏の頑張りを物語っていた。
肝心のウォータースライダーは滑っている自分では全くスピードが調整できずただ位置エネルギーと流水によって体感はものすごいスピードで滑っていった。正直前例があるからこの手のアトラクションは安心して利用できるけど、そうでない場合はかなり怖いだろうなと思う。
前例がない中で一番最初にウォータースライダーを考案して実用化した人、そして、それを一番初めに利用した人は勇気があるというか、狂っている。それらの人は、人類に新しい娯楽を開拓したという点で、ある意味でコロンブスのような冒険者というか開拓者というかそんな感じがする。