競馬と競走馬と引退馬と

こんばんは。

先日の皐月賞はソールオリエンスが優勝しました。
4コーナー17番手からの追い上げ、
1枠1番であの重馬場のレースを制した姿。
レース前に期待はできませんでしたが、結果を受けて感動しました。

そもそも僕が競馬を好きになったのは
小学5年生か6年生の頃、テレビで初めて競馬を見たことで好きになりました。

元々父親の影響でダービースタリオンという競馬ゲームはやっていました。
競馬に関しては知っていたし、好きでした。
ところが生というか実際に開催しているものを見たのはその時が初めてで
冬休みにたまたまチャンネルを回していて、競馬放送をやっていた形ですね。

その時に見たレースが追込みの決まったレースで、
とても興奮しました。
前半大きく離れて後ろの方にいた馬が、直線でまとめて差し切ったレース。
こういう逆転というか、レース内容にも感動しました。

あとはゲームの画面ではなく、生身の馬と人間(騎手)がレースをしているのを見て、

言葉の通じない動物と人間が協力して行うスポーツだと思いました。


あと、勝った馬の騎手と帽子をかぶったおじさん(今は調教師さんとわかります)が騎手は馬に乗ったまま、握手をしたんです。
何かこのおじさんもこの馬の関係者でレースで乗った騎手と別の仕事をして、二人は勝利を分かちあったのだと思いました。

その日から馬への興味と競馬界への憧れが強くなりました。
あのレース展開、
動物と行うスポーツを他に知らなかったこと、
美しい握手。
その世界の中に入りたいと思いました。

当時小学生でしたが、競馬のレースに関しては調べたり、
競馬関係の本を読むようになりました。
テレビに映っていた騎手、調教師以外に厩務員、牧場スタッフという仕事があることを知りました。

身長は高かったものの武豊さんだって170㎝ありながら51㎏でトップジョッキーであり続けていると思うと、もう少し痩せれれば騎手にもなれるかもと考えました。

あの時、テレビで見たのはディープインパクトという馬のレースで、
クラシック牡馬三冠レース一冠目で再会した時には圧倒的一番人気でした。
あの時も優勝していましたが、前走の最重要トライアル弥生賞も優勝していたことで皐月賞でも力を発揮すると思われていました。

その後は無敗で牡馬三冠レースを全て優勝し、スターホースと成りました。

そんなスターホースに関わる競馬関係者になることが中学生の頃の夢になりました。

テレビ画面で見たように美しい握手もしたいですし、騎手でも厩務員でも調教師でも勝利した愛馬をリスペクトしたいと思いました。

続く


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