【注文住宅】生活していく上での導線後悔ポイント
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はじめに
さて、今回は注文住宅を建築するにあたっての生活導線での気を付けなければいけない後悔ポイントについて解説をしていきます。
注文住宅はあなたの知っている通り、0からプランや間取りを作っていくので実際どういう家になっていくのかなんてイメージがあるだけで正直わかりません。
ただ、生活導線を考えながら自分の理想を入れ込むとなると、それは素人が簡単に出来るものではなく建築会社さんの力量にも関わってきます。
でも一度建ててしまったら、なかなか容易に変えることが出来ないのが住宅。今回は建ててから後悔しないように、過去すでに建てていて経験された方が生活導線においてどういうポイントで後悔をしたのか解説をしていこうと思います。
生活導線での後悔ポイント15選
ウォークインクローゼットの位置が悪い
クローゼットの中で人気な間取り。ウォークインクローゼット。
ですが、良く考えないと後悔する可能性があり、注意が必要です。
例えばよくあるのが「寝室からしか入れないウォークインクローゼット」
基本ウォークインクローゼットは衣類などをしまう用途が多いですが、洗濯物をしまう時に寝室を通らなければいけないため、何か不憫かも⁉
また、脱衣室と離れていたりすると片づけるのが大変だったり、寝室で誰かが寝ていたりすると起きてくるまで片づけられない!など不満が起きてしまうかもしれません。
トイレがリビングや玄関から近い
これは来客の際などに良く起こることですが、トイレの位置がリビングや玄関から近いとやっぱり少し気を使ってトイレをしなくてはいけません。
また自分が想定している以上に、トイレの・・・音は響いたりするので気になる方はなるべくリビングや玄関からは話した方が良いでしょう。特にリビングから直でトイレに繋がるなどは必ず避けてください。リビングにいるのにトイレの中の音が聞けてしまうと不愉快に感じるかもしれません。
トイレが1つしかない
基本トイレは1つで事足りますが、朝の時間帯などの急いでいるときにはトイレが1つだと取り合いになってしまう可能性があります。
基本お父さんが会社。息子さんや娘さんが学校などでトイレの時間帯が被ることが多いので注意が必要です。
さらに、最近で言うと新型コロナなどの感染症が出たときはトイレなどの生活空間を共有することが物理的にできない可能性があります。
そういった時に不憫に感じるかもしれません。
ベランダの出入り口が1つの部屋しか繋がっていない
例えばベランダが1つの部屋にしか繋がっていないとちょっとしためんどくささを感じるかもしれません。
寝室みたいに人のいることが少ないケースであればいいかもしれませんが、子供部屋などにベランダが繋がっていると友達や彼氏彼女を連れてきたときに洗濯物が丸見えだったり、洗濯物は干したい時に干せない。そして取り込みたい時に取り込めない場合がありますので、その間に雨なんて降られたら大変です。
そもそもベランダが必要なかった
屋内にサンルームやランドリールームなどがある場合は、ベランダは必要ないかと思います。ただ、屋内で干すということは少なからず屋内に湿気がこもります。そうなると洗濯物自体が臭くなってしまったり、部屋自体が生乾きのにおいがする可能性があるので、日光をしっかり取り入れたいなどの想いがある方はベランダを設置。そうでなくて、あまり必要性を感じてない場合はベランダをつけなくてもいいかもしれません。
その分、屋内の別の部屋に費用を割り当てることが出来るので、自分のライフスタイルと照らし合わせながら考えてください。
洗濯機➡干す場所までが遠い
これはよく聞く話です、洗濯機から衣類などを取り出してから干すまでの動線が遠いと何かと結構大変です。
それこそ若いうちはいいかもしれませんが、年配になって足腰が悪くなってきたときに重い洗濯物を持ちながら階段を上がったりしないといけない可能性があります。
もし将来の事を考えるのであれば、洗濯機➡干す場所までの動線は短めにしておいた方が良いかと思います。
干す場所➡しまう場所までが遠い
洗濯物の干すだけでなはなく、干してからしまう場所が遠いとまた何かと大変です。
そしてその洗濯物をしまうメインの場所がが寝室や子供部屋だけだったりすると、実は余計大変だったりします。
花粉の時期や虫が湧く時期に関しては、服に花粉やカナブンなどの虫がついていたりします。なので洗濯物を干してから直で寝室や子供部屋に洗濯物をしまってしまうと、夜寝ているときに花粉で鼻水が止まらなかったり、夜に活発になるカナブンなどの虫が安らぎ空間に飛び回っていたりと、悲鳴を上げたくなる可能性がありますので、ぜひ避けたい方は検討してみてください。
玄関➡キッチンまでが遠い
最近で言うと玄関からすぐキッチンに行ける導線を作っているお家もありますね!
特に一回の買い物の量が多い方はなるべく玄関➡キッチンを近めにプランニングした方が良いかと思います。
やはり買い物はほぼ毎日するケースが多いので、毎日大変な中買い物をするママを少しでも楽にさせてあげるのであれば近めにプランニングすることをおススメします。
寝室➡洗面台が遠い
これってほとんどのご家族が気づかない内容です。
かといって不満に思うわけではなく、あればいいなという感じです。
例えば、加湿器などをよく焚くご家族や寝る前に晩酌をする方などがいるご家族は洗面スペースが寝室に近かったりすると、とても便利に感じます。加湿器用の水を組んだり、寝るまでに近くの洗面スペースで歯を磨いたりなどをスピーディーに行うことが出来ます。
洗面所と脱衣所が一緒
これもよくあるケースです。洗面所と脱衣室が一緒の場合は不憫の頻度数が結構多いかもしれません。
一緒の場合だとどのようなデメリットがあるかというと、誰かがお風呂に入っているときには洗面スペースを使うことが出来ないです。そして来客などがあった際、当り前のように洗面所で手を洗ったりするので洗濯物が丸見えの可能性があります。
もし来客が多いご家族の場合は注意が必要です。
リビングを通る洗面やお風呂
時々見る間取りでリビングやキッチンを通らないと洗面所やお風呂にたどり着くことが出来ないお家があったりします。
もちろん洗面所や脱衣室、お風呂などプライベート感が強い場所を玄関から遠ざけることが出来たり、料理をしながら洗濯など他の家事を同時にすることができるので、メリットも多いです。ですがお風呂から出たときなどに必ずリビングを通らなければ他の部屋に行けないので、あまり良い気持ちがしないです。
照明のスイッチの位置
これは私の実家でも実際にあったことです。
扉を開けると照明のスイッチが隠れてしまい少し手間になってしまったり、入口(廊下からリビングに入るなどの入り口)から照明スイッチが遠かったりすると夜遅くに帰ってきたときは使いづらいと感じてしまいますので、ぜひ気を付けてください。
照明スイッチは暗い中でも押しやすい場所や近い場所に設置するといいかと思います。
子ども部屋が足りなくなった
これからのお子さんのご予定などをあらかじめ決めてプランニングをするといいかと思います。せっかく長期間かけて決めた間取りも予定外のお子さんが増えることで部屋が足りなかったりするかもしれません。お子さんの事ですのでスケジュールや予定を組むというのは難しいかもしれませんが、予定外で子供部屋が足りなくなった!となってしまったら大変です。小さいうちは平気かと思いますが子供が小学生の後半に差し掛かると自分の部屋を当たり前のように欲しがるので、そういうご予定がある場合にはあらかじめ来客スペースや居間スペースを用意して時期が来たら、その部屋を子供部屋にするなど臨機応変に対応していくといいでしょう。
シューズインクロークは裸足でも全ての靴が取れるように
よく廊下と繋がっているシューズクローゼットと繋がっていないシューズクローゼットを拝見します。特に不満が多いのが廊下と繋がっていないシューズクローゼットです。
いちいち靴を履かなくちゃいけなかったりとめんどくささや手間が少し増えてしまいます。
この小さなめんどくささや手間が実は玄関を汚くします。
お子さんがめんどくさがって、靴をしまわなかったり子供だけでなく家族全員がシューズクローゼットを使わなくなると、シューズクローゼットが全く機能しなくなります。
そうすると家の顔である玄関がとても汚くなってしまうので、シューズクローゼットを設置する場合にはしっかり「使いやすさ」を重視してプランニングをしてください。
ゴミ出しがしやすい導線に
アパート暮らしの時と比べて一戸建てはゴミ出しも大変です。
基本的にゴミ箱は各部屋にあるので、その部屋からゴミを取りながら最終的にまとめていかなくてはいけません。
そういう場合にはリビング階段などを設置して2階から持ってきたゴミをリビングの近くのキッチンでまとめ~だとうまくゴミ出し導線がしきやすいと思います。
さいごに
以上、生活導線の後悔ポイント15選を解説させていただきました。
これらを全てやっていくとなると費用も坪数も正直足りません。
人によって、〇〇は重視したい。○○は耐えられるから大丈夫!などがあるかと思いますが、しっかりご家族と話し合い優先順位を決めて出来ることをやっていきましょう。
必ず注文住宅の場合は、予算や費用面で自分の理想を100%近づけることが出来ないかもしれません。そこはしっかり決めて使いやすくて素晴らしい家を造ってください!
ではまた次回!
イエログ本部
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