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里山サバイバーズ

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後ろ髪を引かれつつも都会の喧騒を振り切り、イナカでSurviveする道を選んだ里山サバイバーたちが経験談や日々の暮らしなぞ綴っております。
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#広島県安芸高田市

納屋をCafeに改修する話#4

さて、いよいよ本編。まずは計画だ。 納屋をCafeにするってことは飲食店営業か喫茶営業の許可を得るということだ。許可を得るためには当局のご意向に沿う範疇でやりたいことを実現するってことだね。だもんでまずは先方のご意向を確認♪ まずは飲食店営業の種別 3類の方が厳しい分、できることも増える。ってなことでウチは3類で申請することにしました。 続いて、消防法 その辺りがクリアになったら次に青写真。 どんな風にしたいか…【理想】 と どんな風にできるか…【現実】のバランスが

「田舎に移住するといろいろ助けてもらえる」を検証してみた。

10年くらい前から、いつかは田舎暮らしをしたい…と思いはじめて、まずは情報収集をはじめた。田舎物件専門の不動産サイト、空き家バンク、セルフビルド、移住者ブログ、新規就農体験記…、本に雑誌にWebに、隙間時間を見つけては成功例も失敗談も手当たり次第インプットしてました。  憧れちゃうくらい上手くいっている人の話をみると、やれ「仲良くなった大工が手伝ってくれる」だの、「近所の人が廃材を譲ってくれる」だの、拾った・もらったのラッキーエピソードがウソだろっ!って思うほど出てくるので

移住して田んぼをやってみた…①

日本人の主食は米! 異論は認めません!!(笑) 「初めて米が獲れたとき、『これで生きていける』と思ったら涙が出た…」とは友人(百姓)の談。 その言葉がずっと気になっておりました。 なにせ自分は『これで生きていける』なんて思ったことがない。 いや、そもそもサラリーもらって暮らしてた頃は『この先、生きていけなくなるかも…』なんて思ったことさえない。それくらい安全地帯でのうのうと生きてきました。それはそれで人類が飢えを克服した証左で素晴らしいことではあるのだが、それはそれで