国語力 番外編

とあるカフェでの一幕

客:アイスコーヒー、ホットで。

店員:かしこまりました。アイスコーヒーホットですね。

私:か、会話が成立している。すげー・・・

さて、どちらが出てきたでしょう??ホットが出てきて、何事もなく過ぎていきました。これは果たして、たまたまなのか。それとも、毎回行われている、常連さんと店員さんのやりとりなのか。色々と文脈を考えることができる事例です。様々な状況を想像することができます。この「想像力」が実は生きていく上で結構大切です。ただし、入試の国語の問題(選択問題)を解く際は、想像力を働かせてはいけないのです。文章中の「事実」にのみ注目するんですよ。ん〜なんだか矛盾・・・

今回のケースでの真実はわかりませんが、事実は1つ。「ホットコーヒーが出てきて、何事もなく過ぎていった」ということです。

「真実は1つではないが、事実は1つ」を非常にわかりやすく説明している漫画があるので、それをご紹介します。

「ミステリという勿れ」という漫画です。「あー、ドラマで最近始まったやつね。」と思ったあなた!違いますよ!!ドラマが始まったから取り上げてるわけではないです!もっと前から僕は知ってましたよ!

なんなら、iPhoneだって発売した時から使ってるし、パソコンだって20年前からMacしか使ってこなかったし、クロスバイク(スポーツ自転車)だってもう15年乗ってるし、全て流行り出す前から始めてるんです!(だからなんだよって感じですよね・・・)。

つまり、この塾に通えば、時代を先取りできるんです!!

なんちゃって♪ そんなことはさておき、1巻だけでも読んでみることをお勧めします。色々な視点に気付かされる内容です。

「A君とB君が階段でぶつかってB君が怪我をしました。Bは日頃からAにいじめを受けていて、今回もわざと落とされたと主張します。一方でAは、いじめている認識はなく、遊んでいるつもりでいる。今回もただぶつかったと言っている。

この場合、どちらもウソは言っていません。立場によって感じ方が違うため、必ず食い違いが生じます。AにはAの真実が全てで、BにはBの真実が全てです。だから、真実は1つではなく、人の数だけあるというわけです。

この場合は、AとBがぶつかってBが怪我をしたという「事実」は1つ。」

正直、僕はこういう視点ありませんでした。漫画からでも学ぶことはあるんですよー。というわけで、本日はこの辺で。

では!


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