小林製薬対応「非常に問題」 同友会代表幹事、サプリ問題に懸念

「紅こうじ」の成分を含む小林製薬のサプリメントを摂取した人に健康被害が相次いでいる問題をめぐり、経済同友会の新浪剛史代表幹事は27日の定例記者会見で、サントリーホールディングス社長の立場から、小林製薬の対応について「非常に問題がある」と指摘。早期に原因究明と情報開示をしなければ「業界に(悪い)影響を与える」と強い懸念を示した。小林製薬によると、最初に健康被害の症例報告があったのは今年1月15日で、3月22日の自主回収発表まで約2カ月を要した。新浪氏はこの点について「即座に対応しなかった責任は相当ある」と語気を強めて批判した。さらに、サントリーグループが健康食品やサプリメントを数多く販売していることを踏まえ「風評被害により、必要な栄養を取りたいお客様が栄養を取れなくなってしまう可能性がある。そういう非常に罪深いことにならないように、小林製薬は対処すべきだ」と主張した。事業者が健康に与える効果(機能性)や安全性の科学的根拠を示し、消費者庁に届け出れば、事業者の責任で表示ができる機能性表示食品制度をめぐっては、リスクや制度の欠陥を指摘する声が上がっている。新浪氏は「この制度はこのままでよろしいんじゃないかと思う。特定機能うんぬん言う前に、(小林製薬の)対処の仕方が大変まずかった。対処の問題が一番クローズアップされるべきだ」と述べた。【毎日新聞・町野幸】

この記事を読んで思う事は小林製薬の対応の不手際を言われていますがその通りだと思います。しかし、新浪氏の発言を見てみるとサントリーの立場から今の制度自体でいいとのことですが果たしてそれでいいのでしょうか?
疑問に思いますね。


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