日記・6日目

今日は頭の中がめちゃめちゃかつ真っ白で、一生このまま何も決められないんじゃないかとさえ思った。調子がよくない日だった。

早く寝たのに予想よりも2時間ほど遅く起き、朝ごはんの用意をしなかったからインスタントのものでどうにかありあわせた。昨日何の予定も決められなかったのもあって、積もり積もってダメージを食らってしまった。

こんなことよくあるのに、今日に限って不満に思ってしまって、なんだか嫌な感じのままふて寝した。2時間ほど寝たが、なんの解決にもならなかった。せっかくなら寝ないで、今日すませた方が助かる用事を思い出せばよかった。

14時外出成功。"今日すませた方が助かる用事"をすませられる場所を探して4駅ほど動いた。昼ごはんを作る気にならなくて食べていなかったので、駅の商業施設内のタリーズでデニッシュサンドとチャイを頼んだ。サンドはすごくおいしいが、あまり腹にはたまらなかった。2倍くらい大きくてもいい。

おいしいものはすぐなくなるし、楽な時間はすぐ過ぎる。居心地がいいなあと思いながら、少し長めにお店にいた。隣の席では女性たちが色んな話をしていて、誘える人がいない自分と照らし合わせてしまった。人との会話に飢えているのかもしれない。友達に連絡を取ってみようかな。

さて、今度こそ用事をすませるために動くことにした。10分ほど歩いて、大型のショッピングモールに来た。用事というのも、差し入れになるようなお菓子の詰め合わせが入り用だったのだ。それらしいものを見つけて、無事購入することが出来た。よかった。

用事をすませられたのはよかったのだか、これを持っていかなければならないところが少し気がかりで、あまり喜ばしいことではなかった。このところの不調はそのせいだろうと思う。うまく行って欲しいなと思う。

体はあまり疲れないが、気持ちが暗くなるので、よく休みが欲しくなる。さっきタリーズに寄ったばかりだか、今度はドトールに吸い込まれてしまった。ドトールでは、ティーレモネードソーダというのとスティックシューを頼んだ(上の画像がそれだ)。おいしかった。

ドトールにいる間に、もしかしたら立体の気分かもしれない、と思ったら粘土が欲しくなった。ここに紙粘土とかが売っているお店はあるかな、と調べたら、本屋と文房具やを見つけた。粘土はなさそうだが、本屋には行きたいと思っていたし、欲しいペンがあったのでその2つに寄ることにした。

残念ながら欲しいペンはなかった。本屋の方は、文庫を3冊買った。昔借りて読んだ人間失格、ちゃんと読んだことがなかったカフカの変身、ずっと気になっていた最後の秘境東京藝大。買う本を選んでいるときは明るい気分になった。

後はもう帰り道で、思ったより暗くなっていて焦った。やっぱり気が重いし、ちょっとお腹がすいてきたし、背中が痛んできて、暑かった。明日のバイトで何か失敗しそうな気がしてきて、全部が弱腰になってくる。

家についた。中は暗くて、同居人から「休みだから実家に帰るね〜」と連絡があった。話したいときにいない人だ。

具体的な出来ることが何も分からなくて、夕飯もレトルトですませた。明日は早く起きたいけれど、風呂に入るのが嫌な感じだ。寝て起きたらなおっているといい。やらなきゃないことが少ない身の上でよかった。

明日のやることを決める。レトルトでいいから朝ごはんを食べて、皿を洗って、絵を描こう。夕方までは自由だから、本を読んだりしよう。自分の気持ちをコントロール出来たらいい。そうしたら途中からでも持ち直せるから。