もっと簡単に"もっとも"反応を上げる見出しの書き方
ウケるコピーよりも売れるコピーを。
セールスライターの伊月(いつき)がビジネスに役立つ情報をお届け。
今回は、読者を掴んで離さない「見出しコピー」について、今すぐ使えて即座に反応が上がる秘密を紹介しよう。
もしあなたが、すでにセールスライティングについて少しでも勉強しているなら、"こんな言葉を使うと反応が上がる"といった話を聞いたことがあるだろう。
具体的な内容を述べる
新しい情報を伝える
興味を引く言葉を使う
正解だ。これらの要素を見出しに取り入れることで、自分が書いた文章を最後まで読んでもらえる可能性は上がる。
だが、これにはとある条件があることを、ほとんどの人が知らない。
それは「相手の得に訴求する内容が入っているかどうか」だ。
あなたがコピーを書く目的が「ただ自分の作品を読んでもらうこと」だけなのであれば、好きにすれば良い。
だが、その先に商品の購入やメルマガ登録など、何かしらの行動を促したいのであれば、 見出しには必ず「相手にとってのメリット」の要素を加えなければならない。
たとえば
というコピーは(悪くはないが)、もう少し改良することができる。
こんなふうに。
前者は「セールスライティングの講座をリリースする」という売り手の都合しか書いていないことに注目。
一方で、後者は「読者にどんなメリットがあるか(=3日間でセールスライティングをマスターできる)」という『得』を訴求しているのがポイントだ。
残酷な話だが、読者はあなたが提供するサービスにも、あなた自身にもほとんど興味がない。
読者が興味を持つのは「自分にとってメリットがあるかどうか」なのである。
よく少し経験を積んだセールスライティング中級者ほど、このようにストレートにメリットを伝えるコピーに飽きて、一風変わった切り口のコピーを書きがちだ。
だが、ほとんどの場合、そのせいで反応の取れないコピーになってしまうのである。(恥ずかしながら、私の過去の体験談でもある…)
覚えておこう。
もっと簡単に"もっとも"反応を上げる見出しの書き方。
それは愚直に、読者に「こんなメリットがある」という得をストレートに伝えることなのだ。
前述した具体性や新規性、興味性(好奇心をそそる)も効果的だが、これらは「相手のメリット」プラスアルファの要素として取り入れるべきなのである。
兎にも角にも「相手のメリット」を伝える見出しを作ろう。
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