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The Economist: 2050年までに日本は長寿世界一の座から転落し、経済力はイタリア以下のB級国に

The Institute for Health Metrics and Evaluation at the University of Washington recently issued projections for longevity by country in 2050.
ワシントン大学の保健指標評価研究所(IHME)が発表した2050年の国別平均寿命予測に世界的経済誌The Economist が編集した図が、なかなか興味深い。

日本は長寿世界一から転落する予測

The Economist 作成

日本の平均寿命は、世界長寿2位をなんとかキープだけれど、トップのシンガポールからは遥かに差を付けられ、韓国に抜かれそう。
それより経済力の凋落ぶりが、痛いね。EUのお荷物国のイタリア、スペインと同レベル。もちろん韓国にも負けている。この図にはないけれど、アメリカ、中国、インドにも負けている。

既に大本営発表化している日本のマスコミ


最近日本の新聞もテレビも雑誌も、第二次世界大戦末期の大本営発表が、、
負けニュースをサラリと流して勝ちニュースを大騒ぎしたのと全く同じで、
昭和で思考停止日本人が見たくない聞きたくない日本の経済凋落だとか、長期的な人口半減、世界的な経済力定価に伴う問題をまともに取り上げないか、取り上げてもふんわり論で終わるから、日本語ソースだけで問題を認識する事が不可能になっているけれど、海外の研究所や海外の経済誌は、当然に「忖度」なしにきっぱり見せてくれるから、ありがたい。

長寿に必要なのは適度な運動と親しい家族や友人との会話

でまた、The Economistの記事も面白い。
以前は長寿国の特徴としてその土地の伝統的な食事メニューが言われてきたけれど、それだけでは説明できないとして、この記事では
・歩行
に加えて、
・週に何時間くらい家族や親しい友人達と会って話をしているか?


というデータを乗せている。いやー日本はどのあたりだろうか?東京在住だと、相当短そう。

こうした議論せずに、「人生100年時代」とか言うマスコミや意識高い系識者もどきは、昭和で思考停止すぎで、だから日本は凋落するとしか言いようがない。

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