民主主義の根幹を揺るがす蛮行

こんにちは。イデオロギーコオロギーです。
まず、今回の題名に関連することですが、去んぬる7月8日安倍前首相がお亡くなりになられました。
謹んでお悔やみ申し上げます。

思想の主張の仕方、闘争のあり方は様々ありますが武力によるものは決して実際に行動されてはならないと思います。

そして多くの為政者、関係者が弔いの言葉を述べる中でこの記事の題名である「民主主義の根幹を揺るがす蛮行」という一節を異口同音唱えていました。

今回のテロ行為と思しき行動もこれに該当する事案だと確信します。

そしてこの事件が発生してから偶然ですがYouTubeのShortsでとある動画を観ました。その内容に関連して代表制民主主義における政治家の在り方思想の自由について今回は記したいと思います。民主主義思想という思想によって統ばられた社会に生きる人間として皆さんの御一読承りたいと思います。是非最後までお付き合い宜しくお願い致します。

そして当の動画ですが、探しても見つけることが出来なかったのでリンクを貼ることができませんでした。すいません。

それでは本題に入りたいと思います。

その動画ではある出演者が少子高齢化社会である日本で若者に選挙へ行くように促しても若者が少数派となりつつある現在では政治家にとって意味が無いであるとかコスパが悪いと述べていました。
ですが今回の事件と比較して、そのような主張は武力による行動と同様に代表制民主主義の根幹を揺るがすものでは無いでしょうか。

少数派の主張は民主主義において反映されにくいというのは当然ですがそれが意味の無いことでは決してないと僕は思います。

代表制民主主義における政治家の在り方

その動画の出演者が述べたコスパというのは正に効率を求めた言葉です。資本主義の正に映し鏡であるような言葉です。投資に対してどれだけ多くの利益を得ることをできるかという言葉です。
ですが政治家自身が利益が得られないから若者から支持を得られる政策を取らないのでしょうか。それは為政者として、政治家としてあるべき姿なのでしょうか。否、資本主義社会における実業家としてはそれも正しいのかもしれません。
しかし彼らは政治家です。為政者です。代表制民主主義における代表です。
彼らは民衆の声を反映しなければならない。
民衆が資本主義を好んだとしても資本主義によって得られた富は民衆によって享受されるべきであって、民衆と同じタイミングで為政者も対価を得なければなりません。
政治家が民衆の映し鏡ではなく独り歩きしはじめ、個人の独断によって個人の裕福を求めはじめればそれこそ代表制民主主義の根幹を揺るがす蛮行です。
ですから彼ら政治家は民衆の資本主義を求める声を歪曲して自分の富を最優先しては決してならないと僕はここに主張します。

僕は19歳です。このような主張をすると社会を知らないお前に何が分かると言われるかもしれません。
ですが大事なのは内容です。本質です。
80歳の人間が同じ主張をすれば認められるのでしょうか。
社会より大事であるのは社会の本質です。

少し話の腰を折ってしまいました。すいません。本題に戻ります。

思想の自由について

もし僕が観た動画の出演者が民主主義ではなく共和主義者だとすれば彼の主張は何ら間違ったものではありません。
そしてこれは何より大切なことですが我々が暮らすこの日本が民主主義国家だからといって民主主義思想を持たなければならないということでもありません。
如何なる主義主張も思想も禁じられるべきものではありません。
ですが、例えば武力思想や選民思想、差別思想は決して行動に移してはならない。
そういった意味でこれらの思想は意味が無いものなのです。

私たちは思想の自由を確保されています。
その自由を享受してどのような思想を持つかが重要です。
ですがその思想が他の人間を傷つけるものであってはならない。
そこに倫理学の重要性があるのでしょう。

また一貫性がなく読みづらい文章構成となってしまって申し訳ありません。

今回のような悲惨な事件が全世界で二度と怒らないことを祈ります。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

イデオロギーコオロギー

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?