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たまごが食卓にあがるまで

たまごの値段 高くなりました((+_+))

長い間、物価の優等生といわれたたまご、最近は高くなったなあ~としみじみ感じますね? 少し前まで1パック198円程度(ドラッグストアの開店大安売りで100円!?)と感じていたものが軒並み300円近くに!
今日はそんな庶民の味方である卵がどのように食卓に上がるのか、をテーマに書きます。

そもそも卵は高かった!!

昭和の中頃?「巨人・大鵬・たまご焼き」といわれた時代があったそうな・・・。そういわれるほど卵は高価なものでした。 さらに昔、鶏卵を食し始めた江戸時代には、現在の価格換算で「1個」400円位だったといわれています(どうした?家康)。

たまごから孵るとすぐに自分で餌を食べ始めます。不思議です

ものがたりは卵から産まれたときから始まります

たまごから孵化する(ヒヨコになる)とすぐ自力で水を飲んだり、餌を採り始めます。ツバメなど一般的に知っている鳥は孵化してしばらく親鳥に餌を与えられて大きくなるのに、・・・ヒヨコは不思議な力を持ってます。
更に不思議なのは、通常 生物は交尾して子を産むのに、にわとりは一定期間成長して親鳥になると(にわとり)雌鳥は「勝手に」卵を産み続けます。ほんとうに考えてみれば不思議!!
もっともこうして(オスと交尾しないで)産まれた卵は無精卵といってヒナに孵ることはありませんので・・。

若メス120日令 凛々しい

ヒヨコからニワトリになるまで

このように産まれたヒヨコは誕生から約4か月(個体差あります)して立派なニワトリに成長します。飼育環境には、温度、湿度、餌、水、適切な床材、清潔な環境などが含まれます。環境はとっても大事です。
人の食事もそうですが、鶏も餌は特に大切で、ヒヨコ、中雛、大雛と成長するに従って最も適した餌を与えることが非常に重要になります。
卵は、鶏の食事によって栄養価が決まります。家禽に栄養バランスの取れた餌を提供することが重要です。
一般的にはヒヨコから親鶏になるまでの間は育成に適した農場で飼育されます。

そして産卵開始

こうして立派に育ったメス鶏は、通常毎日1個産卵を始めます。個体差はありますが通常明け方から朝のうちに産卵します。
産まれた卵は集卵され、GPセンターと呼ばれる施設で品質チェックを受け、卵の大きさごとにパッキングされます。
スーパーでSとかM、Lのサイズ別に並んでいますよね?
鶏卵のサイズは、通常、S(Small/小)、M(Medium/中)、L(Large/大)、LL(Extra Large/特大)の4種類に分類されます。

S(Small/小)サイズの鶏卵は、通常重さが約40~50グラムで、卵黄と卵白の割合が多く、風味は濃厚であるとされています。Sサイズの卵は、小さめのケーキやプリンなどに使用することが一般的です。

M(Medium/中)サイズの鶏卵は、通常重さが約55~65グラムで、卵黄と卵白のバランスが良く、料理の汎用性が高いとされています。Mサイズの卵は、オムレツや目玉焼き、ケーキやクッキー、和風の料理などに広く使用されています。また、多くの国では、市販の卵の標準サイズとしてMサイズが採用されています。

L(Large/大)サイズの鶏卵は、通常重さが約65~75グラムで、卵白が多く、料理のテクスチャーを作るのに最適であるとされています。Lサイズの卵は、ケーキやパン、マフィンなどの焼き菓子、料理のバインディング剤として広く使用されています。また、朝食の主食としても一般的です。



日本独特の食文化 たまごかけご飯

たまごは超優良な食材です!!

世界中で様々な料理に使われるたまごですが、日本では特にたまごかけご飯のように生で食べる文化があります。これはひとえに鶏の育成からたまごの生産・販売に至るまで徹底した衛生管理のなせる業でもあります。
たまごかけご飯は、日本の伝統的な料理の一つで、ご飯に生卵をかけた料理です。生卵をかき混ぜてご飯にかけ、しょうゆや醤油味の調味料を加えることで、栄養豊富で美味しい料理に仕上がります。
また、近年では、卵かけご飯に各種のトッピングを加えたり、様々なバリエーションがあるため、多くの人々に親しまれています。
ご覧の皆様におかれてお薦めの調理がありましたら是非教えてくださいね。

今後もたまごにまつわる話を掲載させていただきます。


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