わたしがいかにしてFXで1,400万円負けたか-天国と地獄編②BTCFXの沼

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こんにちは、idohoriです。
FXで1,400万円負けた経験をノートにまとめていきたいと思います。
皆さんがこんな思いをしないよう参考にしていただければ幸いです。

前回のnoteでは主に為替とゴールドで退場した経験について書きました。
その後しばらく真面目に労働でJPY稼ぎをしていたんですが、ある日魔が差してBTCFXに手を出します。
結果としては入場してまた退場したわけなんですが....退場とはなんだったのか

退場した原因としては、つまるところ前回書いた資金管理によるところが大きいと思いますが、今回はそれ以外の点にフォーカスして書いていきたいと思います。前回より雑多に書いていきますので、暇な時に読んで頂いて「こうは絶対ならんぞ」とか「わかるわー」とか思ってもらえれば幸いです。

BTCFXに再入場

前述の通りまた資金入金してFXを始めてしまう訳ですが、それ自体が問題点ではあったと思います。FXって、労働では稼ぐことが難しい金額を短時間で稼げる時があります。自分の場合、それが忘れられなかったというのが大きくて魔が差してしまったのだと思います。ギャンブル中毒みたいなものですね。ある側面では、FXは朝から夜まで携帯一つで参加できるカジノ(BTCFXにいたっては365日24時間)みたいなものですから。

それにしても種銭どこにあるんじゃいって話ですが、自分の場合FXGTの100%ボーナスキャンペーン中にクレカ入金、分割払いという形で再入場しました。ゴミですね。仲間が沢山いると思って書きます。ご存知の方も多くいると思いますが、多くの取引所は入金ボーナスを行っており、FXGTはMT5でBTCFXが可能な取引所で、100%ボーナスを頻繁に開催しています。この100%ボーナスの場合、5万円入金したら10万円の証拠金で取引が可能だが、ボーナス分は出金出来ないという仕組みです。勿論、お金はあまり持っていなかったのでクレカで入金しました。

始めたのが2021年3月頃(白丸)、月次300万ぐらいいったのが青丸(2021)

最初は勝てない

その頃はちょうどBTCが6万ドルに到達する前のバブルの時期でした。
ショートしても全然落ちねーじゃねーか!と焼かれた思い出があります。
負けてはボーナスで再入金でちょっと勝ちまた負けては…みたいなのを繰り返していました。
資金がなかったので大負けはしませんでしたが数ヶ月は負けてましたね。

こんな感じで勝ったり負けたり

バブル崩壊

BTCトレードしている方にとってスルーできない時期だと思うので一応。
ビットコインは2021年4月に約65,000ドルをつけた後、30,000ドルまで暴落しました。しかしながら特にこのノートで語ることはないです、損益見返したら養分らしくガチャガチャして負けてました笑
ただ、この時期BTCFXにハマった要素があったので一応書いておきます。
基本ギャンブル脳なのでボラがあるのはもちろんですが、ゴールドに比べてダマシが少なかったことですね。今はあんまり思わないですけど。
上昇トレンド時限定、この時だとバブル崩壊前の動きですが、時間足以下のダブルボトムとかでハイレバロングしても狩られる確率が少なく、短時間で1,000ドル幅抜けるところが好きです、いや、好きでした。今はこのムーブ少ないですね…悲しい(2022年4月現在)

月次300万円越え達成

その後数ヶ月勝ったり負けたりだったんですが、2021年9月に転機が訪れます。この時ビットコインは暴落からの調整を終えて押し目をほとんど作らず上昇を続けていました。
逆張りギャンブル脳のわたしは「さすがにそろそろ落ちるっしょ」と言いながら損切りを繰り返していましたが、2021年9月7日ついにBitcoinが暴落します。上の青丸のあたりですね。この日の高値が52,945ドル、安値が42830ドル、終値が46895ドルでした。アホだろ。
この日に、イーサ15枚とビットコイン4枚ショートして一撃260万円利確しました。界隈の損益でいったら大したことないですが、小市民のわたしは興奮して寝れなかったのを覚えています。

ハイレバで一撃260万

その後も9月のトレードは絶好調で、FXGTの口座は月次約360万円でフィニッシュします。自分がタケミチだったら本当にこの頃に戻りたい。
その後冬の時期を迎えます….

その後も9月は絶好調
月次360万フィニッシュ

天国と地獄

皆様お待たせしました。大した手法もないのに勝った自慢にお付き合い頂きありがとうございました。ここからがこのノートの本題です。
その後10月も約190万プラスを達成し、今度こそ俺はマジでFXでやっていけると思っていました。
積むロットも大体3〜4ロットだったのが(それでも証拠金に対して多いんだけど)、5〜6ロット、多い時は7ロット積んだりしていました。

その後2021年11月に、ビットコインはオールタイムハイの69,000ドルを記録し、そのあと緩やかに下落して今に至ります。
この時わたしが思っていたのは2021年4月の暴落でした。いつか1日10,000ドル幅の急落が来るだろうと。

直近バブル時のチャート。急落も途中あるが、2021年4月よりゆるやかに下落していきます。

上のチャートと見比べて頂ければわかると思いますが、当然同じ下落でも形状が大きく異なります。この時ずっとショートを狙っていて、最初のオールタイムハイから55,000ドル付近までの下落はある程度とることができました。
ただその後一回上に押すだろうと、過去チャートから決めつけたわたしは、ロングで大敗した上、その後の急落も取れませんでした。
そして急落で大きな下ヒゲをつけたにもかかわらず、ビットコインは緩やかな下落トレンドを続けます。この下ヒゲもセリクラだろうと思って長めのロングを持って負けました。
11月はあらゆるダメな負け方をし続け、ロットが増えていたこともあり、約マイナス500万円の損失を出しました。2ヶ月で得た利益を1ヶ月でぶっ飛ばしました。本当に戻りたい。

別口座も合算するとマイナス500万円ぐらいいってました(ボーナス含む) 地獄

なぜ損失を回避できなかったか

自己分析すると、以下につきると思います。あくまで自分の場合はになりますが。

①ロットを増やした後元に戻せなくなった(資金管理)
②相場の変化に対応出来ないまま同じトレードをし続けた(相場分析)
③取り返そうと無駄なポジションを多く持った(メンタル)

①については前回ノートで取り上げた通りですね。また同じ間違いをしてしまいました。自分がギャンブル脳すぎるのかもしれませんが、逆に言えば欲望をコントロールするのが自分の想像以上に難しいということなのかなと思います。
②については日々分析して能力を高めていくしかないのですが、それとは別の部分で、相場が変わると同じ手法が通用しなくなるということが今回の退場で一番学んだことです。そんなの当たり前と思うかもしれませんが、自分は9月、10月に勝っていた時はこの感じでずっといけると思っていました。いや、ほんとに。当時かなり舞い上がってた。マジで相場そんなに甘くない。取れてたパターンも日々変化するし。
③についてはトレードスタイルにもよりますね。わたしはスキャ〜デイが中心でしたがスイングでもポジションを持てるよう今鍛えています。

終わりに

だらだらと長くなってしまいましたが、ここまでお読み頂きありがとうございました。
2022年4月12日現在のわたしは、懲りずにまたFXをやっています。退場とはなんだったのか。
だって楽しいんですよね。テクニカルも経済知識もどんどん詳しくなっていくし。あとはお金が増えればいいんですが。
ただ、今までとやり方はさすがに変わりました。次同じことやったらさすがに家庭も終わりだろうし、じゃあやんなよって話で矛盾しているんですが笑

最後に、先ほどの①資金管理②ポジポジ病について最近ちょっと克服したかなと思うので書いておきます。
今日このままこれ続けたらまたあの地獄に戻る
って考えて損切りして寝ます。参考にならんな笑
お付き合い頂きありがとうございました。






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