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NHKに抗議してみた話

絵馬: ねぇ香苗、この動画を見てみて?1分で終わるから。

香苗: うん、どした?

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絵馬: ここでインタビューされているのは、どんな人たちだと印象受けた?

香苗: コロナで親族が亡くなった方かな。あ、もしかして最初に出た客船、ダイヤモンドプリンセス号に乗ってた方のご家族とか?

絵馬: 次にこれ見てくれる?

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香苗: え?どういうこと?全然違うじゃん。

絵馬: 実はね、このインタビューは、全国区のテレビ放送で初めて、コロナのワクチンを接種されて亡くなった方のご遺族を取り上げた取材だったらしいの。
実はわたしの周りにもワクチンで体を悪くされた方がいるのだけど…あんまりテレビでそういう情報を見かけたことがなかったから、全国区で初、というのを聞いて関心を持って。でもいざ見にいったら、1分くらいのすごく短い内容で、かつ、全くそんな説明がなかったの。

香苗:テレビの切り取り、ってたしかに聞いたことはあるけど、NHKでもあるんだ。しかも内容が全然違って伝わるのはちょっとひどいかも…だってインタビュー受けられた方は実際に親族が亡くなっているんだよね?普通に見たら誰もが、コロナで親族を亡くしたご遺族って捉えると思う。

絵馬: 親族でない私でも、これ見てショックというか、こんなことがあっていいの?テレビって公共の電波だし、しかも公共放送だし、と思って。
居ても立っても居られなくなって、NHKにメールをしちゃった。

香苗: えっ、そんなことできるんだ!?

絵馬: これが送った意見。ここから送った。

周囲に、コロナワクチンの後遺症に悩む親族、知人を持つ者です。

その声をNHKさんが拾ってくださり、なんと全国放送で初めて放映されると聞き、待ち遠しい気持ちで拝見しました。

ところが、放送中その説明が一切なく、まるでコロナそのもので亡くなった方のご遺族のお話のように聞こえました。Twitter公式アカウント掲載の1分程の動画を友人にも見てもらいましたが、誰一人、これがワクチンによる死者のご遺族であると理解できた人はいませんでした。伝わらないだけならまだしも、逆にコロナによる被害を心配したという意見もあり、誤解が生じているようです。

バランス良い報道が求められる公共放送として、意図的でなかったとしても大きな問題であり説明なさる必要があると思います。これが起きた原因は何でしょうか。取材担当やディレクターさんなどの意図が、歪んで伝わっているようなことはないでしょうか?

絵馬: そのあと、NHKさんからこんな返信がきた。

香苗: 返信が来るんだね?!しかも放送で謝罪されたんだ。意見することも、意外と意味あるんだね。

絵馬: さすがに今回はたくさん意見が寄せられたんじゃないかな?放送法を明らかに違反してるからね…「適切じゃなかった」って書いてあるけど、そんな甘いことじゃないよ。

香苗: 本当だ…法令見ちゃうなんて、さすが法学部卒(笑)。
で、謝罪はされたけど、実際のインタビューはもう放映されないのかな?

絵馬: おっ、めっちゃいい意見ね。それ、香苗、NHKにメールしてみたら?(笑)

香苗: 考えたこともなかったわ。でも純粋に見てみたいかも…

絵馬: このインタビューね、遺族の会を運営されている方によると、NHKの取材班の方は涙を流されたり、なるべく長く放送時間を確保できるよう局内で直談判されたりしたんだって。
だから、クレームという感じではなくて、その記者さんやディレクターさんのお仕事が報われるよう、「見たいです!」って意見するのもアリだと思う。

香苗: なるほど。なんか放送に意見するってクレーマーみたいで気乗りしなかったけど、それなら全然抵抗ないわ。
サイト見てみたら、メール以外にも電話窓口もあるね。わたしは電話の方が気が楽だから、電話してみようかな!

絵馬: いいね!
でも一体何で、こんな編集がされちゃったんだと思う?

香苗: え…?!なんでだろ…絵馬、知ってるの?

絵馬: なんとなくこうかなあってのはあるけど、またその話は今度ゆっくり。

香苗: ちょっとー!(笑)

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