屑・バック・トゥ・ヘル （ご無沙汰したナ）

ここ一週間のあいだに 起こった 出来事を
ここに 記すコトを 僕は控えようと思う
なぜなら
悲しんだり 困ったり する人が いるだろうからだ
そう、 僕は
人が悲しむような 困るような コトを
いくつも しでかしちまったンだ

とにかく 僕は 旅に出た
（比喩的な「旅」ではなく、実質的な「旅」だよ）

そこで 僕は
自分が いかに 屑で
悪魔にすら なりきれない 屑で
それゆえに
どれだけ 魅力的な人間であるかを 知った
わっはっは ジョークでも なんでもねえ
僕は 全く 嫌気がさすほどに
「芸術家のカガミ」なんだ、 ダーリン

僕は “芸術”になる覚悟を あらためてキメた
自分自身が メロディに ポエムに シネマに
周りの人が 離れていくほどに
自分の このライフに 酔うコトにキメた

カンタンなコトさ、
「自分ってヤツはサイテーだし、この勝負は僕の負けだけど　人生はまだ半分以上も残ってる」 ってコトを
認めちまえば イイだけのコトだ

僕は デビルマンになって
東京に帰ってきた
その後 すぐに着替えて ライブ会場に向かった

サウンドチェックの後
鼻下まであった 前髪を バッサリ切った
西クンと ヒロＴと 富士山富士夫に
ハサミを入れてもらった
そしたら もうステージの時間だった
胸に “BELIEVE MＥ” と アイラインで書いて
僕は ステージに上がった

長い前髪が 無いと
お前が よく見えるぜ？ 全く。
心配するな 僕は いつでも
志磨遼平 それ そのものだ
キミが期待する
「志磨遼平」のイメージ そのものだ
僕は一生コイツと一緒にいてやる
死ぬ瞬間まで一番近くで
見届けてやるンだ
地獄から 屑が帰ってきたゼ
サンキュー
これからも ご愛読 ヨロシク

（2006年12月5日）
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