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おしゃれ手帳

ファッション。オシャレ。お洒落。

「お」が付いて上品な洒落。つまり気の利いたシャレってワケで、他人と同じなんてシャレにもならん。あと「シャレ」っちゅうくらいやから笑えるものがイイ。

多少の主張、じゃないけども、着てる人の身体にフィットしてメッセージに。一個の表現になって、その上笑えればイケてる。

そういう意味でミュージシャンや俳優さんは洒落者が多い。ファッションも含めてひとつの詩になるような、そんな人間に私はなりたい。
あとイメージ、イメージに服を添わすのは楽しい。 TPO、ちゅうやっちゃね。ソレをわかった上でジョークを利かせてる人はステキ。

春はやっぱり南欧風、『ベニスに死す』みたいなマリンルックが私はスキです。デカいグラサンでバカンスをキドりましょう。足元は素足に去年ドンキで480円でGETした白いデッキシューズを愛用しています。もしくは素足サンダル! 一度、高円寺で上下クタクタのデニムに中はパッチワークのシャツで、ツバのある麦藁帽にイヴサンローランのグラサンかけて素足サンダル、ちゅう男性を見かけた時は鼻血出そうになりました。

冬はロンドン。革ジャンにマフラーなんかを巻きたくなります。合わせるパンツは発色のイイ赤や黄色などが好ましい。それにロングブーツ、ちゅうのが去年はマイブームでした。

夏は色のキレイなTシャツがあればいいので、サイズに命を賭けます。私の場合は基本的に、まずちょっと大きめのヤツを手に入れて、襟ぐりのリブ部分をハサミで取り除いてから手でチカラまかせに引っ張り、ダルダルにします。鎖骨が出る位まで。で、袖は上腕ニトー筋あたりにミシンで詰めます。もしくはクルクル巻きます。裾はベルトのバックルが出るか出んかくらいがベスト。

で、合わせるのはモチロン細身のジーンズ。リーバイスの606あたりを。私がいつも履いてるのはヒステリックグラマーですけどね。カタチがよけりゃあなんでも良い。
一番理想なTシャツとジーンズのバランスはパティ・スミスのバランス。カノジョは完ペキ。足の長さとカラダの線の細さに自身がある方は白か黒のシャツを上から3つ開けで着て頂きたい。(白なら胸元に馬のピン)

夜とか肌寒い時はライダースを肩にチョコ、っと引っ掛ける。ね。
ところでライダース着てる人ってほぼみんなインナーがTシャツやけど、たまにはラモーンズとかクラッシュみたいにパリっとシャツ着るのもイイ。
で、若者の象徴オールスターHI。の、星マークが見えるところでジーンズの裾を切ってやれ!

そして秋になればもう冬のカッコしたくなってるのが常ですが、冬よりまだ薄着なのでミリタリー調が多くなる気がします。イメージはビートクラブで『黒くぬれ!』を歌った時のミック・ジャガー。あん時は髪型もグー。もしくは文学の秋、てコトでツイードのジャケットに細身のタイ、リーバイスでビート詩人をキドるのもイカスな。

イエイ! オシャレのこと考えんのって、いくつになっても楽しい!

(2006年3月4日)
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