誰の影響も受けないなんて世界は。
ずっと憧れてる人がいて、その人に近づきたい、言うなればその人のようになりたいと、長いこと思っていたけれど、今年念願の彼女に会えて、私は凄く嬉しくて、でもそれは何かが違うって、ぽふっと小さく終わる音がした。
それは生きる希望だったし、目標であったし、彼女の存在に感謝でいっぱいなのだけれど、私は彼女ではない。そう、彼女にはなれないのだ。当たり前のことなんだけど。
彼女の写真は好きなのだけど、その向こうにある彼女の生き様がそれ以上に好きだった。まるで素人から始まって、でも人脈と